「最近エンジンのかかりが悪い…」
「なんだか加速が重くなった気がする…」
その不調、もしかしたらスパークプラグの劣化が原因かもしれません。
スパークプラグは、ガソリンエンジン車の心臓部ともいえる“火花を飛ばすパーツ”です。
小さな部品ですが、劣化すると加速・燃費・エンジン始動などに悪影響が出てきます。
この記事では、VW車におけるスパークプラグ交換の目安時期・費用・効果・交換しないリスクを解説します!
内容 | 費用(税込) |
---|---|
スパークプラグ本体(1本) | 約1,500円〜3,000円(高性能タイプで5,000円以上) |
工賃(車種により異なる) | 約5,000〜10,000円 |
合計(4本の場合) | 約12,000〜25,000円程度 |
スパークプラグってなに?
スパークプラグは、ガソリンエンジンの中で点火(スパーク)を行うパーツです。
エンジン内部では、混合気(空気+ガソリン)を圧縮した後にスパークプラグが火花を飛ばし、爆発的に燃焼させてパワーを生み出しています。
この火花が弱くなったり、タイミングがズレたりすると…
などの不調やストレスにつながってしまいます。
交換のタイミングは?
VWの一般的な交換目安
プラグの種類 | 交換時期の目安 |
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ニッケルプラグ(標準) | 約20,000kmごと |
白金プラグ(プラチナ) | 約40,000kmごと |
イリジウムプラグ | 約50,000〜100,000kmごと(高寿命タイプもあり) |
VW車の多くは**ロングライフタイプ(イリジウム)**を使用していることが多いため、5万〜10万kmごとの交換が一般的です。
※ただし、走行環境やエンジン設計によって前後するため、車検や点検時に確認しておくと安心です。
交換しないとどうなる?
劣化したプラグを使い続けると…
最悪の場合、エンジンチェックランプが点灯し、診断で「ミスファイア(失火)」と記録されることも。
交換費用の目安は?
VW車はターボ付きエンジンや直噴エンジンが多く、プラグの本数・種類・脱着難易度によって費用が変わります。
内容 | 費用(税込) |
---|---|
スパークプラグ本体(1本) | 約1,500円〜3,000円(高性能タイプで5,000円以上) |
工賃(車種により異なる) | 約5,000〜10,000円 |
合計(4本の場合) | 約12,000〜25,000円程度 |
※車種によってはエンジンカバーやインマニ脱着が必要な場合もあり、工賃が上がることもあります。
※純正品のほか、NGK・BOSCH・DENSOなど信頼性の高い社外品も使用可能。
交換することで得られる効果とは?
① エンジンの始動性がよくなる!
特に朝一番の始動がスムーズになると実感される方が多いです。寒冷時にも安心。
② 加速が軽くなる・レスポンス向上
点火が正確で強くなることで、アクセルを踏んだときの反応がシャキッと改善されます。
③ 燃費の改善・排ガスのクリーン化
点火ミスが減ると無駄な燃料消費が減り、燃費向上につながる可能性があります。
→ CO2削減にも貢献!
自分で交換できる?それともプロに任せる?
VW車はエンジンの奥まった場所にプラグがある場合が多く、DIYはやや難易度高め。
専用工具(プラグソケット、トルクレンチ)も必要です。
失敗すると…
→ 基本はプロ(整備士・VW対応整備工場)に任せるのが安心です。
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