今回の記事では、「サイドスカートの取付」について詳しくご紹介します。
サイドスカートと聞くと「見た目だけのカスタムでしょ?」と思う方もいるかもしれません。でも実は、見た目のドレスアップだけでなく、空力や走行安定性にも役立つパーツなんです。
今回は、そんなサイドスカートの基本から、実際の取り付け方法、注意点まで、やさしく・わかりやすく解説していきます!
項目 | 費用目安 |
---|---|
サイドスカート本体 | 20,000〜60,000円(社外)/80,000〜120,000円(純正) |
塗装費(必要な場合) | 15,000〜30,000円 |
取付工賃 | 10,000〜20,000円 |
合計目安 | 約4万円〜10万円程度 |
サイドスカートって何?
サイドスカートは、クルマの横、ドアの下あたりに取り付けるエアロパーツです。VWでは、GTIやRモデルには純正で付いていることもありますが、ベースグレードなどには付いていない場合もあります。
見た目としては、「車体が少し低く、引き締まった印象」になり、スポーティなイメージを与えてくれます。
サイドスカートの効果
1. 見た目のドレスアップ
まず一番のメリットは見た目。サイドスカートを取り付けることで、車高が低く見え、スタイリッシュな印象になります。
特にVWはシンプルなデザインの車が多いので、少しのエアロでも大きな変化を感じられます。
2. 空力効果で直進安定性アップ
走行中、車体の下に風が入り込むと浮き上がる力(リフト)が発生します。サイドスカートをつけることで、空気の流れを整え、リフトを抑える効果が得られます。
特に高速走行時には、クルマが路面にピタッと吸い付く感覚がアップすることも!
3. 他のエアロとのバランス調整
フロントリップやリアディフューザーだけ装着していると、横から見た時にバランスが悪くなることがあります。
サイドスカートを追加することで、全体のデザインバランスが整い、より完成度の高いスタイルになります。
純正 vs 社外の違い
種類 | 特徴 |
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純正サイドスカート(GTI/R系など) | フィッティング抜群。高品質で車検対応。価格はやや高め。 |
社外エアロ(Maxton Design、Riegerなど) | スポーティなデザインが多く、選択肢も豊富。塗装済モデルもあり。 |
FRP製・ABS樹脂製パーツ | 軽くて取り扱いやすい。FRPは塗装必須、ABSはそのまま使えるものも。 |
注意点: 社外品は商品によってはフィッティングが甘い場合もあるため、信頼できるメーカーを選ぶことが重要です。
取付方法
サイドスカートの取付は、自分で行うことも可能ですが、ボディに穴を開ける場合もあるため、慎重な作業が求められます。
必要なもの
- サイドスカート本体
- 両面テープ(強力タイプ)
- ビス・タッピングネジ
- ドリル(必要に応じて)
- パーツクリーナー、脱脂剤
取り付け手順(例)
- 取付位置の確認
車体に仮合わせし、ズレがないかを確認します。 - 接地面の脱脂
両面テープを貼る部分は、パーツクリーナーなどで油分をしっかり取り除くことが大切です。 - 両面テープの貼り付け
サイドスカートに強力両面テープを貼ります。貼る位置は端から5〜10mmほど内側がベスト。 - ビスで固定
両面テープだけでは不安定な場合は、タイヤハウス内や車体下からビス止めを行います。
※穴あけは慎重に!必要なら専門ショップに依頼するのがおすすめです。 - 仕上げチェック
すべての固定箇所を確認し、しっかり装着できていれば完了!
DIY? それともショップに依頼?
◉ DIYのメリット
- 工賃がかからない
- 自分の手でカスタムする楽しさ
しかし、DIYでは「浮き」や「歪み」が出るリスクもあります。フィッティングに不安がある場合や、車体への穴あけが必要な場合はプロにおまかせした方が安心です。
◉ ショップ依頼のメリット
- 美しい仕上がり
- 塗装込み作業も依頼可能
- 安心感がある
費用の目安
項目 | 費用目安 |
---|---|
サイドスカート本体 | 20,000〜60,000円(社外)/80,000〜120,000円(純正) |
塗装費(必要な場合) | 15,000〜30,000円 |
取付工賃 | 10,000〜20,000円 |
合計目安 | 約4万円〜10万円程度 |
おすすめブランド
Maxton Design(マクストンデザイン)
ヨーロッパ発のVW専用エアロメーカー。ABS製でフィッティングも良好。
見た目のインパクトが欲しい人におすすめ。
RIEGER(リーガー)
ドイツ製。高品質で純正との相性も抜群。価格はやや高めですが安心の仕上がり。
Oettinger(エッティンガー)
VW公認チューナー。GTIなどのスポーツモデル向けに特化。
サイドスカートでVWをもっとかっこよく!
サイドスカートは、VWの「シンプルだけど上品」なデザインにアクセントを加える最高のカスタムです。
取付作業には少し手間がかかりますが、そのぶん満足感は大きいです。
VWのカスタムに「あと一歩」を加えたいなら、サイドスカート取付を検討してみてはいかがでしょうか?
次のカスタムへのステップは?
全体のトータルバランスを考えてカスタムしていくと、より統一感のある1台に仕上がります!
外装・アクセサリーカスタム費用と効果まとめ
都道府県別 VWの修理・メンテナンスができる整備工場まとめ
北海道 | 青森県 | 岩手県 | 宮城県 |
秋田県 | 山形県 | 福島県 | |
茨城県 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 |
神奈川県 | 千葉県 | 東京都 | |
新潟県 | 富山県 | 石川県 | 福井県 |
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Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?
専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。
国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。
➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。
特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。
- エンジンの配置や補器類の取り回し
- DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
- 欧州車特有の足回り設計
これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。
➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。
パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。
- 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
- 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい
➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。
トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…
こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。
➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。
VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス
VWオーナーさんはVolkswagen専門店や輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!
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