今回は、エアコンフィルターの交についてご紹介します。
「最近、エアコンから変なにおいがする…」
「なんだか風量が弱くなった気がする」
こんな経験、ありませんか?
その原因はもしかすると、エアコンフィルターの汚れかもしれません。
この記事では、
といった内容を、やさしい言葉でわかりやすくご紹介します!
エアコンフィルターって何?
◎ 車の「空気清浄機」のような存在
エアコンフィルターは、車内に取り込む外気をろ過するパーツです。
車の外から入ってくる空気には、
- 花粉
- ホコリ
- PM2.5(微小粒子)
- 排ガスやにおいの元
など、目に見えない汚れがたくさん含まれています。
これらの汚れをキャッチして、きれいな空気を車内に送り込むのがエアコンフィルターの役割です。
いわば、車の空気清浄機のような存在ですね。
フィルターが汚れるとどうなる?
長期間交換していないフィルターは、内部に汚れがびっしり…。
そのまま使い続けると、以下のようなトラブルが起こります。
においの原因に!
汚れたフィルターはカビや雑菌が繁殖しやすく、いや〜なにおいの原因に。
エアコンの風量がダウン
詰まりが起きると風の通りが悪くなり、冷暖房の効きが悪くなることも。
アレルギーや健康被害のもとに
花粉やPM2.5などが車内に入り込みやすくなり、健康に悪影響を及ぼすことも…。
エアコン本体への負荷が増える
フィルターが詰まるとモーターに負荷がかかり、故障リスクが上がる可能性も。
快適なVWライフのためには、定期的な交換がとても大事なんです。
交換のタイミングと目安
VWをはじめ、ほとんどの車のエアコンフィルターは以下のような交換サイクルが推奨されています。
ただし、以下のような方は半年〜1年未満での交換がおすすめです。
「においが気になるな…」「エアコンの効きが悪いかも」と思ったら、交換のサインかもしれません!
VW車のエアコンフィルターはどこにある?
ほとんどのVW車(ゴルフ、ポロ、ティグアンなど)は、助手席側のグローブボックス裏側に設置されています。
交換には一部の内装パーツを外す必要がありますが、基本的な工具と手順がわかればDIYも可能です。
DIYでの交換手順(例:ゴルフ7)
以下にDIYでの交換手順をわかりやすくまとめてみました。
※年式やモデルにより異なるため、作業前にご確認ください。
【必要なもの】
- 新しいエアコンフィルター(VW対応品)
- プラスドライバー(車種による)
- 軍手や手袋(汚れ防止)
【作業手順】
- グローブボックスを開ける
中のものはすべて出しておきましょう。 - グローブボックスの下側をのぞくと、カバーがある
小さなネジやクリップで止まっている場合もあります。 - カバーを外すと、長方形のフィルターが見える
このフィルターを手前に引き出して取り外します。 - 新しいフィルターと交換
「AIR FLOW(風向き)」の矢印が合っているか確認! - カバーを戻し、グローブボックスを元通りにする
これで完了です!
慣れていれば10分〜15分程度でできる作業です。
DIYのポイントと注意点
- フィルターの向きを間違えないように!
エアフローの方向に注意(上下が逆だと効果が半減) - 純正品or信頼できる社外品を選ぶ
サイズが合わないと空気が漏れたり、フィルターが外れたりします。 - 交換後はエアコンをONにして、風量やにおいをチェック
明らかに変化があれば成功!
どんなフィルターを選べばいい?
VWに対応したフィルターはたくさん出ていますが、主に以下の3種類があります。
標準タイプ
- 一般的なホコリ・花粉を除去
- 純正と同等の性能
- コストを抑えたい人向け
活性炭入りタイプ
- 排ガス臭やタバコ臭を吸着
- 市街地やタバコを吸う方におすすめ
高性能タイプ(抗菌・PM2.5対応)
- アレルゲン・ウイルス・PM2.5をブロック
- 家族連れや健康重視の方に人気
おすすめブランド:
- MANN FILTER(ドイツ製でVW純正採用あり)
- BOSCH
- DENSO(高性能タイプが豊富)
- VW純正品
プロに頼む場合の目安
「DIYはちょっと不安…」「グローブボックスを外すのが難しそう」
という方は、ディーラーや整備工場に依頼しましょう。
費用の目安
- 部品代:2,000〜5,000円
- 工賃:1,000〜2,000円程度
点検ついでにお願いできることも多く、安心して任せたい方におすすめです。
空気の快適さがドライブの質を変える!
VWの高性能なエアコンも、フィルターが汚れていたら本領発揮できません。
たった10〜15分の作業で、車内の空気がガラッと変わります!
記事まとめ
エアコン関連の施工費用と効果まとめ
ボディ・快適装備系の不具合と修理費用まとめ
都道府県別 VWの修理・メンテナンスができる整備工場まとめ
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Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?
専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。
国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。
➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。
特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。
- エンジンの配置や補器類の取り回し
- DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
- 欧州車特有の足回り設計
これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。
➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。
パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。
- 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
- 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい
➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。
トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…
こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。
➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。
VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス
VWオーナーさんはVolkswagen専門店や輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!
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