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回転だけ上がって車がついてこない原因|加速しない時の代表原因

エンジン・駆動・排気・冷却の故障と修理費用
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アクセルを踏むとエンジン回転だけ「ブーン」と上がるのに、車が前に進まない……。

VW車でよく相談される症状で、原因はエンジン側よりもミッション側(DSG)やターボ・ブースト系にあることが多いのが特徴です。
クラッチの滑り、過給不足、インテークの漏れ、点火系の力不足など、複数の要因が“回転だけ先に上がる”という形で現れます。

放置するとジャダー悪化やターボ損耗、最悪は走行不能に。
この記事では、加速しない時の代表原因と見分け方をわかりやすく解説します。


⚠️ 次のどれかに当てはまったら危険 ⚠️
まずは安全な場所で停車し、点検推奨

  • アクセルを踏んでも回転だけ上がり、前に出ない
  • 高速の合流・追い越しで加速が足りない
  • 坂道で極端に力が出なくなる
  • 加速時に異音・振動・ガクッとした挙動が出る

詳しい症状はこちら
👉 走行不良の原因|総合まとめ

修理・点検はこちらがおすすめ
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症状に近いボタンを選んでください
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どれを押せばいい?迷ったらこの2問だけ
症状が似ていて迷う場合は、
下の質問に沿って行き先をタップしてください。

Q1:症状が出やすいのはどっち?

アクセル操作で出る
加速しない・もたつく

一定速度で出る
震える/ブルブルする→ 高速域で振動する
フワフワ・横揺れ→ ふらつく・ふわふわする
左右に取られる→ まっすぐ走らない

Q2:違和感の“中心”はどこ?

ハンドル中心
取られる→ まっすぐ走らない
震える→ 高速域で振動する

車体全体
フワフワ・横揺れ→ ふらつく・ふわふわする
ブルブル・ゴー音も→ 高速域で振動する

✔ 当てはまるものをチェックしながら進んでください。
チェックが付いた項目が、原因特定の近道になります。

✔ チェックが2つ以上付いた場合、
原因が複数重なっている可能性が高くなります。

👉 チェックが一番多かった症状のページから読み進めてください。

VWをカーリースで乗るのはアリ?購入と迷う人のための判断ガイド【後悔しない選び方】

よくある症状

  • 回転は上がるのに車が加速しない
  • 発進〜中速で特に遅い
  • 坂道で力が出ない
  • 加速時に「シュー」「プシュー」音
  • ギアチェンジが不自然・引っ張られる
  • クリープが弱いことがある
  • 警告灯が点かない場合も多い

原因は大きく4つ(構造別)

  • DSGのクラッチ滑り・学習値ズレ(最も多い)
  • ターボの過給不足(ブースト漏れ)
  • 吸気・点火・燃料系のパワー不足
  • ブレーキ引きずりによる抵抗増大

原因①:DSGクラッチ滑り(回転だけ上がる代表原因)

👉DSGの基礎知識|乾式・湿式の違いとジャダー対策・オイル交換・メカトロ修理まとめ

どんな時に起きる?

  • 回転数は上がるが速度がついてこない
  • ギアがつながるまで間がある
  • 発進が重い・ジャダーが出る

なぜその症状が出る?

DSGは2つのクラッチで変速を行います。
クラッチ摩耗・油圧不良・学習値のズレがあると、

  • 半クラが長くなる
  • トルクが逃げる
  • 回転と速度が一致しない

という状態になり、“回転だけ上がって進まない”という典型症状が出ます。

特に乾式7速(DQ200)で多発。

放置するとどうなる?

  • 完全に前に進まなくなる
  • ジャダー悪化
  • クラッチ交換(高額)必須

原因②:ターボの過給不足(ブースト漏れ)

どんな時に起きる?

  • 加速と同時に「シュー」「プシュー」音
  • 高回転まで引っ張られるのに速度が乗らない
  • 坂道で極端に弱い

なぜその症状が出る?

ターボが正しく圧をかけられないと、
エンジンは回ってもパワーが出ません。

原因例:

  • インテークホースの亀裂
  • インタークーラーの損傷
  • ターボアクチュエーター不良
  • ウエストゲート固着

放置するとどうなる?

  • 過給不足が悪化
  • ターボ損耗
  • 遅れて警告灯(過給圧低下 P0299)

原因③:吸気・点火・燃料系のパワー不足

どんな時に起きる?

  • 回転は上がるが加速しない
  • アイドリングが弱い
  • 低速にムラがある
  • 高回転で頭打ち

なぜその症状が出る?

スロットル・MAF・プラグ・コイル・インジェクターなどが弱ると、
燃焼エネルギーが不足 → 回転は上がるが力が出ない
という状態になります。

放置すると?

  • ミスファイア頻発
  • 触媒ダメージ
  • エンジンチェックランプ点灯

原因④:ブレーキ引きずり(隠れた抵抗)

どんな時に起きる?

  • 加速しないうえに惰性走行も伸びない
  • ホイールが片側だけ熱い
  • 低速でキーキー音

なぜその症状が出る?

キャリパー固着やスライドピンの焼き付きで、
常に軽くブレーキが当たっている状態になると、

  • 回転は上がる
  • 車は進まない

という症状が発生します。

放置するとどうなる?

  • ブレーキ焼き付き
  • ローター変形
  • 走行危険

選択肢は3つ

こんなとき、VWオーナーにできる現実的な選択肢は次の3つです。

① まずは診断・見積もり
輸入車に強い整備士が原因を特定し、必要最小限で提案。

② 高額修理の前に査定
整備履歴・社外パーツまでプラス査定の外車専門。

③ 修理費リスク回避の“定額で新車”
車検・税金・メンテ込の月額で故障ストレスから解放。

ワンポイント

「走れるから大丈夫」と思っても、実際はいつ爆発するか分からない爆弾を抱えている状態です。
早めに動くほど、費用もダメージも抑えられます。

DIYで確認できるポイント

  • 坂道でクリープの強さが弱い(クラッチ不良)
  • 加速時のシュー音(ブースト漏れ)
  • アイドリングの安定性
  • ホイール・ハブの温度(片側だけ熱い→引きずり)
  • エアコンON/OFFで回転の癖が変わるか
  • OBD2でエラーコードチェック

※ミッション・ターボ系はDIY判断が難しく、早期点検が安全。

走行して大丈夫?(緊急度)

  • しばらく走行可能:軽度の吸気汚れ・点火ムラ
  • 症状悪化のリスクあり:ターボ過給不足・クラッチ軽度滑り
  • 走行NG(レッカー推奨):強いクラッチ滑り/全く進まない/異音を伴う場合

走行トラブルが起きた時、状況によってはレッカー移動が必要になることがあります。
こうしたケースでは、自動車保険のロードサービスや特約でカバーできる場合もあるため、いまの契約内容を軽く見直しておくと安心です。

もし「補償範囲、ちゃんと把握してなかったかも…」という方は、比較サービスを使うと 複数社の補償内容や保険料をまとめてチェックできます。短時間で全体像がつかめるので、修理や点検のタイミングで利用する方も多いようです。

👉無料の自動車保険一括見積もりサービス

修理費用の目安

作業内容費用の目安
DSG学習値リセット5,000〜12,000円
DSGクラッチ交換120,000〜200,000円
インテークホース交換8,000〜18,000円
ターボアクチュエーター調整10,000〜25,000円
プラグ・コイル交換15,000〜35,000円
スロットル清掃5,000〜15,000円
キャリパー固着整備10,000〜25,000円
診断料5,000〜10,000円

※回転だけ上がる症状は高額修理に発展しやすいため、早期点検が最も安上がりです。

👉VW専門店ナイルプラスのメンテナンス・カスタムの費用&作業日数まとめ

ナイルプラスのサービス詳細

▼ナイルメカチャンネル参考記事

同時に点検しておきたい関連部位

  • DSGクラッチ学習値
  • インテークホース
  • ターボアクチュエーター
  • スロットルボディ
  • プラグ・コイル
  • ブレーキキャリパー・スライドピン
  • ドライブシャフト

症状ごとに費用感が異なるため、以下のリンクから
それぞれの詳細をご確認ください。

まとめ

「回転だけ上がって車がついてこない」症状は、DSGのクラッチ滑り、ターボの過給不足、吸気・点火・燃料系のパワー不足、ブレーキ引きずりなどが主な原因です。
放置するとクラッチ交換やターボ故障につながりやすい危険な状態。軽い違和感の段階で点検すれば費用を抑えられます。

症状が似ていても原因は車両ごとに異なります。
同じような異音・不調でも、ターボ・ベルト・センサーなど原因はさまざまです。
不安な場合は無理せず整備工場で点検してもらうのが安心です。

車種別の不具合詳細

不具合の“出方”は似ていても、「どのモデルでどんなトラブルが多いか」は車種ごとに少しずつ違います。
車種別の傾向や、他のオーナーに多い故障事例は、以下のページでまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 回転だけ上がる症状は、すぐに修理が必要ですか?
はい。DSGクラッチの滑りやターボ過給不足が原因の場合、放置すると走行不能・高額修理につながります。軽度でも早めの点検がおすすめです。

Q2. 警告灯が点かないのに加速しないのは正常ですか?
正常ではありません。ターボのブースト漏れやクラッチ滑りは警告灯が点かないことが多く、症状だけで現れます。警告灯なしでも点検が必要です。

Q3. アクセルを踏んだ時の「シュー音」は故障のサインですか?
多くの場合ブースト漏れのサインです。インテークホース破れやアクチュエーター不良が疑われ、放置するとターボに負担がかかります。

Q4. DSGの学習値リセットで症状は改善しますか?
軽度の学習値ズレが原因なら改善することがあります。ただしクラッチ摩耗や油圧不良がある場合はリセットでは改善しません。

Q5. DIYで判断できる簡単なチェック方法はありますか?
坂道でのクリープの弱さ確認、加速時の異音、ホイール温度(片側だけ熱い場合は引きずり)などは目安になります。ただしミッション・ターボ系はDIY判断が難しく、最終的には工場での診断がおすすめです。

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