ターボチャージャー交換|VW車をパワフルに保つために知っておきたい!費用と効果は?

エンジン・駆動系のメンテ費用と効果
記事内に広告が含まれています。


今回は、愛車のパワーと走りを支える重要なパーツ、「ターボチャージャー」の交換について、わかりやすく解説していきます!

「ターボチャージャーってどんな部品?」
「交換するとどんな効果があるの?」


そんな疑問を解消できるよう詳しく説明していきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

お近くのVW専門店をお探しの方はこちらから検索
\ 施工費用 さくっと早見表 /
内容費用目安
ターボチャージャー本体(新品)100,000〜300,000円
工賃50,000〜100,000円
合計150,000〜400,000円

ターボチャージャーとは?

まずは基本から。
ターボチャージャー(通称ターボ)とは、エンジンに空気を強制的に送り込む装置です。

通常、エンジンは自然に吸い込む空気を使って燃焼しますが、ターボチャージャーは排気ガスの力を使って空気を圧縮し、たっぷりエンジンに送り込む仕組みです。

その結果…

  • パワーアップ(小さいエンジンでも力強い走り)
  • 燃費向上(無駄なくパワーを引き出す)

といういいことづくめな効果が得られるんです!

ターボチャージャーの働きまとめ

  • 排気ガスの力でタービンを回す
  • 圧縮した空気をエンジンに送り込む
  • エンジンのパワーと効率を高める

VWのTSIエンジンシリーズ(1.2TSI、1.4TSI、2.0TSIなど)は、このターボ技術を活かした名機ばかりですよね!

なぜターボチャージャー交換が必要なのか?

ターボチャージャーは高温・高回転で働く、とても過酷な環境に置かれています。

そのため、時間とともに劣化や故障が起こることがあります。
具体的には、こんなトラブルが発生することが。

ターボチャージャーが劣化すると…

  • 加速が鈍くなる
  • エンジンから異音(ヒュイーン、ガラガラ音)
  • 排気ガスに白煙(オイルを燃やしているサイン)
  • チェックランプ点灯
  • 燃費悪化

最悪の場合、ターボが壊れてオイルが漏れ出し、エンジン自体が大ダメージを受けることも…。
こうなる前に、早めの点検と交換が大事です!

ターボチャージャー交換のタイミングは?

では、ターボチャージャーはどれくらいで交換すればいいのでしょうか?

一概には言えませんが、目安としては、

  • 走行距離:10万km〜15万km
  • 年数:10年〜15年

このあたりから劣化が進んでくることが多いです。

交換を考えるべきサイン

  • 加速感が明らかに悪くなった
  • 異音がする(ヒュルヒュル、キュルキュル音)
  • 白煙がマフラーから出る
  • エンジンチェックランプ点灯
  • オイルの減りが早い

こうした症状が出たら、ターボチャージャーを疑って点検しましょう!

VW車でよく見られるターボトラブル

特に次のようなVWモデルでは、ターボのトラブルが比較的起きやすいとされています。

  • ゴルフ5 GTI(2.0TSI)
  • ゴルフ6 GTI(2.0TSI)
  • ポロ 1.2TSI、1.4TSI
  • ティグアン初代
  • シロッコ TSI

これらのモデルに乗っていて、走行距離が10万kmを超えているなら、一度ターボの状態をチェックするのがおすすめです!

ターボチャージャー交換の流れ

ターボチャージャーの交換作業は、専門的で大掛かりな作業になります。

ざっくりした流れはこちら。

  • インタークーラーやパイピングを取り外す
  • 排気系(エキゾースト)を外す
  • ターボチャージャー本体を取り外す
  • 新しいターボを取り付ける
  • オイルライン、冷却ラインを接続
  • 各部を元通りに戻す
  • エンジン始動後、オイル漏れなどチェック

エンジンの重要部分にかかわる作業なので、熟練したプロに依頼するのが基本です!

ターボチャージャー交換の費用目安

さて、気になる費用感はこちら。

内容費用目安
ターボチャージャー本体(新品)100,000〜300,000円
工賃50,000〜100,000円
合計150,000〜400,000円

※リビルト品を使えばもっと安く抑えられます。

新品?リビルト品?どっちがいい?

  • 新品
     → 長く乗りたい人向け。保証もあり安心。
  • リビルト品(再生品)
     → コスパ重視の人向け。中古ベースだけど交換済みパーツ多数で信頼性あり。

乗り方や予算に合わせて選ぶといいですね!

ターボチャージャー交換後に感じる効果

交換後、オーナーさんたちからよく聞くのは、

  • 加速が元通り!力強さが戻った
  • 白煙や異音がなくなった
  • 燃費が改善した
  • エンジンのフィーリングが軽くなった

という声です!

ターボチャージャーは、走りの楽しさに直結するパーツ。
交換すれば、愛車が新車時のような元気さを取り戻してくれますよ!

ターボを長持ちさせるコツ

交換は高額なので、できるだけターボチャージャーを長持ちさせたいですよね。

そんな時は、次のポイントに気をつけましょう!

ターボ長持ちのコツ

  • エンジンオイルはこまめに交換(5,000km〜7,000kmごと)
  • 冷間時はエンジンを暖めてから走り出す
  • 高負荷走行後はすぐエンジンを止めない(アイドリングでクールダウン)
  • チューニングは無理しない(ブーストの上げすぎ注意)

日々の小さな心がけが、ターボの寿命を大きく伸ばしてくれます!

まとめ

ターボチャージャーは、VW車の走りを支える超重要パーツです。

  • 劣化すると加速力低下・異音・白煙などのトラブルが出る
  • 10万km〜15万kmが交換の目安
  • 費用は15万〜40万円ほど
  • 新品またはリビルト品で交換できる
  • 交換後は走りが劇的に改善!
  • 日頃のオイル管理とクールダウンが寿命を延ばすコツ

もし愛車にターボトラブルのサインが出ていたら、早めにチェックして、安心して楽しいVWライフを続けましょう!

Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?

専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。

国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。

➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。

特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。

  • エンジンの配置や補器類の取り回し
  • DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
  • 欧州車特有の足回り設計

これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。

➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。

パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。

  • 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
  • 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい

➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。

トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…

  • DSGクラッチの摩耗
  • タイミングチェーンの伸び
  • ウォーターポンプやサーモスタットの故障

こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。

➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。

VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス

VWオーナーさんはVolkswagen専門店輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!

Volkswagenのことならナイルにおまかせ!
お近くの専門店をお探しならこちらから検索

都道府県別 VWの修理・メンテナンスができる整備工場まとめ

北海道青森県岩手県宮城県
秋田県山形県福島県
茨城県栃木県群馬県埼玉県
神奈川県千葉県東京都
新潟県富山県石川県福井県
山梨県長野県岐阜県静岡県
愛知県
三重県滋賀県京都府大阪府
兵庫県奈良県和歌山県
鳥取県島根県岡山県広島県
山口県
徳島県香川県愛媛県高知県
福岡県佐賀県長崎県熊本県
大分県宮崎県鹿児島県沖縄県

コメント

ナイルプラス様は当サイト筆者がサブサイト・Youtube等の管理運営を行なっています。

 


Youtube登録者数2万人超!VWの修理・メンテナンスに関する耳より情報を発信する静岡県焼津市のVW専門店ナイルプラス。
VWユーザーが日本各地からこぞって来店する整備工場です。

 

Deemark様は当サイト筆者がHPの改装・管理をしています。

 

 

 

VW・AUDIを中心とする欧州車のパーツ・車輌の販売チューニングからメンテナンス・車検・鈑金までを幅広く取り扱う世田谷区桜新町のDeemark

 

Toy’s様は当サイト筆者がHPの作成・管理をしています。

 

 

トランスミッション修理の技術はピカイチ!車大好きなオーナーが運営する沼津インターすぐのToy’sさんをおすすめさせてください。

タイトルとURLをコピーしました