排気系トラブルは放置厳禁!
クルマの走りに直接影響する「排気システム」。
普段はあまり意識しないかもしれませんが、実はエンジンの健康にも関わるとても大事なパートです。
排気系にトラブルが起こると…
という事態にもなりかねません。
この記事では、Volkswagenの、排気系のよくあるトラブルと修理費用の目安をわかりやすくまとめました。
さらに、それぞれの詳しい個別記事にもリンクしているので、
気になるパーツがあったらぜひ読んでみてください!
\排気系トラブル詳細記事/
パーツ名 | 主な症状 | 修理費用目安 |
---|---|---|
エキゾーストマニホールド | 排気漏れ音、加速時異音、排気臭 | 8万~15万円 |
インジェクター | アイドリング不安定、燃費悪化、黒煙 | 8万~20万円 |
排気システム全体(触媒・マフラー) | パワーダウン、黒煙、排気漏れ | 10万~30万円 |
O2センサー・NOxセンサー | 燃費悪化、警告灯点灯 | 3万~10万円 |
DPF(ディーゼル微粒子フィルター) | 出力低下、黒煙、警告灯点灯 | 30万~50万円 |
EGRバルブ | アイドリング不安定、ノッキング | 5万~15万円 |
アドブルーシステム | 尿素警告灯、リミット走行、排気異常 | 10万~30万円 |
排気系ってどこのこと?
「排気系」とは、簡単に言えば、エンジンで燃焼したガスをクルマの外に出すための一連の仕組みです。
主な構成パーツは…
これらが正常に機能していないと、走行性能や環境性能が大きく損なわれてしまいます。
【パーツ別】よくあるトラブルと修理費用
それぞれ代表的な症状、原因、修理費用をまとめてご紹介します!
1. エキゾーストマニホールドの割れ・ひび
【よくある症状】
- 加速時にガラガラ音
- 排気漏れのニオイ
- 警告灯(排気系異常)
【原因】
高温と振動による金属疲労や、素材劣化。
【修理費用目安】
8万~15万円(交換の場合)
👉詳しくは:[エキゾーストマニホールドトラブルまとめ記事はこちら]
2. インジェクターの不調(燃料噴射系)
【よくある症状】
- アイドリング不安定
- 燃費悪化
- 排ガスの臭いが強くなる
【原因】
カーボン堆積、噴射パターンの異常。
【修理費用目安】
8万~20万円(1~4本交換)
👉詳しくは:[インジェクタートラブルまとめ記事はこちら]
3. 排気システム全体の詰まり・腐食
【よくある症状】
- パワーダウン
- エンジンの回転が重い
- 黒煙が増える
【原因】
触媒の詰まり、マフラー内部の腐食。
【修理費用目安】
10万~30万円(触媒交換の場合)
👉詳しくは:[排気システムトラブルまとめ記事はこちら]
4. O2センサー・NOxセンサーの故障
【よくある症状】
- エンジン警告灯点灯
- 燃費悪化
- 排気ガス濃度異常
【原因】
センサー劣化、配線トラブル。
【修理費用目安】
3万~10万円(部品交換)
👉詳しくは:[O2センサートラブルまとめ記事はこちら]
👉詳しくは:[NOxセンサートラブルまとめ記事はこちら]
5. DPF(ディーゼル微粒子フィルター)の詰まり
【よくある症状】
- エンジンパワーダウン
- 警告灯点灯(DPF再生不可)
- 煙が出る
【原因】
短距離走行の繰り返しによるカーボン詰まり。
【修理費用目安】
30万~50万円(交換の場合)
👉詳しくは:[DPFトラブルまとめ記事はこちら]
6. EGRバルブの詰まり・固着
【よくある症状】
- アイドリング不安定
- ノッキング
- パワーダウン
【原因】
排気ガスのスス詰まり。
【修理費用目安】
5万~15万円(清掃or交換)
👉詳しくは:[EGRバルブトラブルまとめ記事はこちら]
7. アドブルーシステムの不具合(尿素SCR)
【よくある症状】
- 尿素残量警告灯点灯
- 再始動不可(リミット走行モード)
- 排ガス異常警告
【原因】
ポンプ不良、センサー故障、尿素結晶化。
【修理費用目安】
10万~30万円(ポンプ交換など)
👉詳しくは:[アドブルーシステムトラブルまとめ記事はこちら]
排気系トラブル症状と想定原因一覧
症状 | 想定される原因 |
---|---|
加速しない・エンジン重い | DPF詰まり、触媒詰まり |
アイドリング不安定 | EGRバルブ詰まり、インジェクター不調 |
警告灯点灯(エンジン・排気系) | O2センサー、NOxセンサー異常 |
煙・臭いが強い | 排気漏れ、インジェクター異常 |
再始動不可(ディーゼル) | アドブルーシステム不良 |
修理時の注意点とアドバイス
警告灯が出たらすぐに点検!
排気系の警告は放置するとエンジンまで痛めるリスクあり。
軽症ならセンサー交換だけで済むことも!
清掃で復活するケースもある
DPFやEGRバルブは、部品交換せずクリーニングで直せる場合もあります。
乗り方にも注意!
短距離走行ばかりしていると、DPF詰まりやアドブルー結晶化を引き起こしやすいです。
たまには長距離ドライブでエンジンにしっかり負荷をかけるのも大事です。
排気系を守れば、エンジンも長持ち!
パーツ名 | 主な症状 | 修理費用目安 |
---|---|---|
エキゾーストマニホールド | 排気漏れ音、加速時異音、排気臭 | 8万~15万円 |
インジェクター | アイドリング不安定、燃費悪化、黒煙 | 8万~20万円 |
排気システム全体(触媒・マフラー) | パワーダウン、黒煙、排気漏れ | 10万~30万円 |
O2センサー・NOxセンサー | 燃費悪化、警告灯点灯 | 3万~10万円 |
DPF(ディーゼル微粒子フィルター) | 出力低下、黒煙、警告灯点灯 | 30万~50万円 |
EGRバルブ | アイドリング不安定、ノッキング | 5万~15万円 |
アドブルーシステム | 尿素警告灯、リミット走行、排気異常 | 10万~30万円 |
排気システムは、エンジンと表裏一体。
異常を見逃さず、早めに対応していけば、クルマも快調に長く乗り続けられます。
\排気系トラブル詳細記事/
走りも、環境性能も、いつもベストコンディションを目指しましょう!
パワートレイン系(エンジン・駆動・排気・冷却)の不具合と修理費用まとめ
コメント