サーモスタットハウジング交換の効果と費用は?【冷却水漏れ・水温上昇】

エンジン・駆動・排気・冷却の故障と修理費用
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「水温計がいつもより高め…」
「駐車場に冷却水が漏れている」

そんなVWオーナーさん、

もしかするとサーモスタットハウジングの不具合かもしれません。

この記事では、サーモスタットハウジングの役割や故障症状、交換費用、交換することで得られる効果までわかりやすく解説します。

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サーモスタットハウジングとは?

サーモスタットハウジングとは、サーモスタット(冷却水温調整弁)を収めている樹脂製の部品です。

VW車の場合、このハウジングがエンジン冷却システムの一部として組み込まれており、エンジンが温まりすぎないように冷却水の流れを制御しています。

  • サーモスタットが正常に動くことでエンジン温度が適正範囲内に保たれる
  • ハウジングはエンジン側とラジエーター側をつなぐジョイントパーツの役割も

VW車では樹脂製ハウジングの経年劣化やひび割れによる冷却水漏れが比較的よく起こります。

VW車でよくあるサーモスタットハウジングの不具合症状

症状主な原因
冷却水が漏れるハウジングのひび割れ・ガスケット劣化
水温計が異常に高い、または低すぎるサーモスタットが固着(開かない・閉じない)
エンジンチェックランプ点灯(冷却水温異常)冷却水温センサー不良、またはハウジング一体型センサー故障

VW車の多くのモデルではサーモスタットとハウジングが一体型ユニットになっており、冷却水漏れやセンサー不良とまとめて交換されるケースが多いです。

サーモスタットハウジング交換の効果

  • 冷却水漏れの解消 → 駐車場に漏れた跡が残らなくなる
  • 水温管理が正常になる → オーバーヒート防止、燃費安定
  • エンジンチェックランプ消灯(センサー異常の場合)
  • 樹脂部品を新品にすることで長期的な安心感

VW車はエンジン冷却システムが繊細なので、軽いトラブルでも早めの対応がおすすめです。

交換費用の目安(VW車の場合)

作業内容費用目安(税込)
サーモスタットハウジング本体約8,000〜25,000円
ガスケット・Oリング類約1,000〜3,000円
冷却水(LLC)交換・補充約2,000〜5,000円
交換工賃約1万〜2万5千円前後
合計約2万〜5万円前後

※Golf、Polo、TiguanなどVW主要モデルの場合の目安です。
※ディーラーでの純正部品交換はやや高めになる傾向があります。

自分でできる?それともプロに任せる?

サーモスタットハウジング交換は

  • 冷却水を抜く必要がある
  • エンジン回りの樹脂部品を傷つけないよう慎重な作業が必要

そのため、VW専門店や輸入車対応整備工場に依頼するのが安心です。
DIYも不可能ではありませんが、慣れていない方はおすすめしません。

まとめ|サーモスタットハウジング交換は冷却系トラブル予防に必須!

  • VW車はサーモスタットハウジングの劣化トラブルが比較的多い
  • 冷却水漏れ、水温異常、チェックランプ点灯などの症状が出たら早めの点検を
  • 交換費用は2万〜5万円前後
  • 長く乗るなら冷却系メンテナンスは欠かせないポイント

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