VWやアウディで採用される7速乾式DSG。
その心臓部「メカトロニクスユニット」は高額修理の代表格ですが、
ナイルプラスとTOYSのリビルト販売プロジェクトにより、
“純正にも劣らない品質を、より現実的なコストで”実現しました。

👉【ナイル×TOYS】メカトロリビルトプロジェクト始動!

【ハブベアリング交換】の費用と効果は?異音対策と走行性能アップ!VWを守るために大切なメンテナンス

足回り関連のメンテ費用と効果
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VW足回りの不調・修理・メンテ総合ガイド
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こんにちは!VWファンのみなさん!

今回は、地味だけどとても大切なメンテナンス、
「ハブベアリング交換」について詳しくお話しします。

  • 走っていると「ゴーゴー音」がする…
  • タイヤの回転がスムーズじゃない気がする…
  • ハンドルに振動が伝わる…

そんな症状、もしかしたらハブベアリングの劣化かもしれません!

この記事では、

  • ハブベアリングとは?
  • 劣化したらどうなる?
  • 交換費用や作業内容
  • 交換のタイミング

などを、わかりやすく紹介していきます!

\ 施工費用 さくっと早見表 /
項目費用
ハブベアリング(部品代)約15,000〜30,000円(1輪あたり)
交換工賃約15,000〜25,000円(1輪あたり)
合計約3万〜5万円前後(1輪あたり)

ハブベアリングとは?

まずは基本から。

ハブベアリングは、タイヤを支えるハブ(車輪の中心)に組み込まれている「ベアリング(回転するための部品)」です。

簡単にいうと、
タイヤをスムーズに回すための部品ですね!

ベアリングの中には、たくさんの小さなボール(またはローラー)が入っていて、
これが回ることで、タイヤが軽くスムーズに動きます。

ハブベアリングの役割

  • タイヤの回転をなめらかにする
  • 車の重さを支える
  • ハンドリングやブレーキングを安定させる

走る、曲がる、止まる。
すべてに関わっている、超重要パーツなんです!

ハブベアリングが劣化するとどうなる?

ベアリングは金属部品なので、
走行距離や年数がたつと、どうしても劣化してきます。

劣化すると、こんなトラブルが起こります。

1. 異音(ゴーゴー、ゴロゴロ)

走行中にタイヤ周りから、
「ゴーゴー」「ゴロゴロ」というような音が聞こえるようになります。

特に速度を上げると、音が大きくなるのが特徴。

放っておくとどんどん悪化します!

👉トゥーランに多い「ごぉー音」の正体とは?|ハブベアリング異常の診断と修理手順

2. ハンドルに振動が伝わる

ベアリングがガタつくと、
ハンドルに「ブブブッ」と細かい振動が伝わることも。

高速走行時には特にハッキリ感じます。

3. 直進性が悪くなる

タイヤがスムーズに回らないので、
まっすぐ走りにくくなったり、ハンドル操作が不安定になったりします。

ブレーキを踏んだ時にも「ガクン」と違和感が出ることも!

4. 最悪の場合、走行不能に!

完全に壊れると、タイヤがロックしたり、
最悪はタイヤが外れてしまう可能性も。

そんなことになったら超危険です!

だから選択肢は3つ

こんなとき、VWオーナーにできる現実的な選択肢は次の3つです。

① まずは診断・見積もり
輸入車に強い整備士が原因を特定し、必要最小限で提案。

② 高額修理の前に査定
整備履歴・社外パーツまでプラス査定の外車専門。

③ 修理費リスク回避の“定額で新車”
車検・税金・メンテ込の月額で故障ストレスから解放。

ワンポイント

「走れるから大丈夫」と思っても、実際はいつ爆発するか分からない爆弾を抱えている状態です。
早めに動くほど、費用もダメージも抑えられます。

ハブベアリングの寿命はどれくらい?

一般的な目安は…

  • 走行距離:10万km前後
  • 年数:10年くらい

もちろん、使い方によって前後します。

  • サーキット走行が多い
  • 荒れた道(悪路)をよく走る
  • 重い荷物をよく積む

こんな場合は、早めに劣化することも!

また、VW車(ゴルフ、パサート、ティグアンなど)は、
欧州仕様で耐久性高めですが、
やはり日本の高温多湿な環境だと、劣化は進みやすいです。

ハブベアリング交換作業の流れ

では、実際の交換作業の流れを見てみましょう。

【1】ジャッキアップしてタイヤを外す

まずは安全に車体を持ち上げて、タイヤを取り外します。

【2】ブレーキ周りを取り外す

ディスクブレーキやキャリパー、ローターを外していきます。

VW車はしっかり作られているので、
サビや固着が強いことも多く、慎重な作業が必要。

【3】ハブユニットごと取り外す

最近のVWは、ハブとベアリングが一体型(ハブユニット)になっていることが多いです。

ボルトを外して、ゴソッと取り外します。

【4】新しいハブユニットを取り付け

新品のハブユニットを取り付けます。
ボルトの締め付けトルク(力加減)も正確に!

【5】タイヤを戻して試運転

最後にタイヤを戻して、試運転して異音やガタつきがないか確認します。

【走行中の異音】原因の特定方法と修理をVW専門店の整備士が紹介していく【トゥーラン】

ハブベアリング交換にかかる費用は?

目安はこちら!

項目費用
ハブベアリング(部品代)約15,000〜30,000円(1輪あたり)
交換工賃約15,000〜25,000円(1輪あたり)
合計約3万〜5万円前後(1輪あたり)

前後両方交換すると、
トータルで6万〜10万円くらいになります。

ただし、ディーラーで交換するとさらに高くなることも(1輪5万超えもあり)。
VW専門ショップや整備工場だと、コスパよくできる場合もあります!

👉VW専門店ナイルプラスのメンテナンス・カスタムの費用&作業日数まとめ

どんなタイミングで交換するべき?

こんな時は、早めに交換を考えましょう!

  • ゴーゴー音やゴロゴロ音が出てきた
  • ハンドルに振動が出る
  • 直進が安定しない
  • 車検時に指摘された
  • 走行距離が10万kmを超えた

特に異音が出たら、放置は絶対ダメ!
悪化すると大事故につながる危険もあります。

VWにおすすめのハブベアリングメーカー

VW車には、信頼できる純正同等品、もしくは純正部品を使うのがおすすめ!

例えば…

  • FAG(エフエージー)
    ドイツメーカー。VW純正採用品も多数あり。超高品質!
  • SKF(エスケーエフ)
    スウェーデンのベアリング大手。信頼性バツグン!
  • VW純正部品
    やっぱり安心の純正品。ただし価格はちょっと高め。

ハブベアリング交換は安全運転のために超大事!

  • タイヤをなめらかに回す大事な部品!
  • 劣化すると異音・振動・走行不安定の原因に!
  • 交換費用は1輪あたり約3万〜5万円!
  • ゴーゴー音が出たら早めにチェック!
  • VW専門ショップならコスパよく安心して交換できる!

あなたのVWを、
もっと長く、もっと気持ちよく走らせるために、
「ハブベアリング交換」はとても大切なメンテナンスです!

最近、走行中に違和感を感じたら、
ぜひ早めに点検・交換を検討してみてくださいね!

車種別の不具合詳細

不具合の“出方”は似ていても、「どのモデルでどんなトラブルが多いか」は車種ごとに少しずつ違います。
車種別の傾向や、他のオーナーに多い故障事例は、以下のページでまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q1. ハブベアリングの異音(ゴーゴー音)は本当に危険ですか?放置するとどうなりますか?
異音は劣化の典型症状で、そのまま走り続けるとガタつきが悪化し、最悪は走行不能・タイヤ脱落などの重大トラブルにつながる可能性があります。違和感が出たら早めの点検が安全です。

Q2. どちらのハブベアリングが壊れているか、自分で判断できますか?
左右どちらの異音かは車内では判断が難しいことが多く、整備士でも試運転+リフトアップ後の点検が必要です。自己判断より専門店の診断が確実です。

Q3. 前後どちらも同時に交換した方がいいですか?
基本は「症状が出ている側だけ」で問題ありません。ただし走行距離が10万km超えの場合や、同じ年式なら前後同時交換を提案されることもあります。

Q4. 交換後はアライメント調整が必要ですか?
ハブベアリング交換だけでは通常アライメントは不要です。ただし足回り全体にガタがあった場合や、他の部品と併せて交換する場合は調整をおすすめされるケースがあります。

Q5. 社外品と純正品ではどちらを選べばいいですか?
VWの場合、FAG・SKF・純正など“純正同等品”がおすすめです。社外の激安品は寿命が短いこともあるため、耐久性重視なら信頼ブランドを選ぶと安心です。

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