今回ご紹介するのは、
「HAS取付」についてです!
HASとは「Height Adjustable Spring(ハイトアジャスタブルスプリング)」の略。
つまり、「高さ調整ができるスプリング」のことです!
そんな人にピッタリなのが、HAS!
この記事では、
などをわかりやすく解説していきます!
項目 | ダウンサス | HAS |
---|---|---|
車高調整 | 不可(固定) | 可能(微調整OK) |
乗り心地 | 固めになる傾向 | 純正寄りに保てる |
コスト | 比較的安い | 少し高め |
車検対応 | 多くが対応 | 多くが対応 |
HAS(ハイトアジャスタブルスプリング)とは?
まずは基本を押さえましょう!
HASは、車高調(フルタップ式)とスプリング交換(ダウンサス)の中間に位置するアイテムです。
HASの仕組み
これにより、
純正の乗り心地をできるだけキープしつつ、車高を調整できるんです!
ダウンサスと何が違う?
項目 | ダウンサス | HAS |
---|---|---|
車高調整 | 不可(固定) | 可能(微調整OK) |
乗り心地 | 固めになる傾向 | 純正寄りに保てる |
コスト | 比較的安い | 少し高め |
車検対応 | 多くが対応 | 多くが対応 |
HAS取付のメリット
VWにHASを取り付けると、どんな良いことがあるのでしょう?
1. 理想の車高に合わせられる!
「ダウンサスだと少し下がりすぎる…」
「逆にもっと下げたい!」
そんな細かい調整が可能です。
たとえば、
など、自分好みに合わせられます!
2. 純正の乗り心地をできるだけキープ
純正ショックをそのまま使うため、車高調みたいにガチガチにならず、普段使いも快適です!
家族や彼女を乗せても、文句を言われにくいかも?(笑)
3. コストパフォーマンスが高い
フル車高調を入れると、工賃込みで20〜30万円コースですが、
HASなら10万〜15万円くらいでOK!
見た目も性能もバッチリ変わるので、
コスパはかなり良いです!
HAS取付のデメリット
メリットばかりじゃありません。
気をつけたいポイントも紹介します。
1. 調整幅に限界がある
車高をめちゃくちゃ下げたい人には向きません。
あくまで「ちょい下げ〜適度なローダウン」がターゲットです。
「ベタベタのシャコタンが好き!」という人は、フル車高調を検討した方がいいかも。
2. 純正ショックがヘタっているとNG
HASは純正ダンパーをそのまま使います。
もしショックがヘタっていると、
- フワフワ感が強くなる
- 乗り心地が悪くなる
などの問題が出ることも。
走行距離が多い場合は、ショックもリフレッシュすると安心です!
HAS取付作業の流れ
では、HASを取り付ける流れを簡単に紹介します。
【1】車体をジャッキアップしてタイヤを外す
まずは安全第一で、リフトアップしてタイヤを取り外します。
【2】純正スプリングを取り外す
ショックごと車体から外し、
純正スプリングを慎重に取り外します。
スプリングは強力な力がかかっているので、専用工具(スプリングコンプレッサー)が必須!
【3】HASを組み込む
アジャスター付きスプリングを組み込んで、
車高の仮セットをします。
ここである程度、高さを決めておきます。
【4】足回りを元に戻す
ショックとHASをセットした状態で、車体に戻します。
ボルト・ナット類は規定トルクでしっかり締め付け!
【5】車高調整&アライメント調整
タイヤを付けて着地後、
車高を微調整して理想の高さに仕上げます。
最後にアライメント調整(タイヤの角度合わせ)をすることで、走りもバッチリ!
HAS取付にかかる費用は?
目安はこちら!
項目 | 費用 |
---|---|
HASキット本体 | 約8万〜15万円 |
取付工賃 | 約4万〜6万円 |
アライメント調整 | 約1万〜2万円 |
合計 | 約13万〜23万円 |
VW専門ショップやプロショップなら、
「セット割引」みたいなパッケージがあることも!
事前に見積もりを取るのがおすすめです。
VWにおすすめのHASメーカー
信頼できる人気メーカーはこちら!
KW(カーヴェー)
Eibach(アイバッハ)
H&R(エイチアンドアール)
迷ったらKWかEibachを選べば間違いないでしょう!
まとめ:【HAS取付】で愛車のVWをもっとスタイリッシュに!
HASは、
「普段使いの快適性も大事だけど、見た目もカッコよくしたい!」
そんな欲張りなVWオーナーにピッタリなアイテムです!
愛車を、もっと自分好みに育てていきたいなら、
ぜひHAS取付を検討してみてくださいね!
Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?
専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。
国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。
➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。
特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。
- エンジンの配置や補器類の取り回し
- DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
- 欧州車特有の足回り設計
これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。
➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。
パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。
- 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
- 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい
➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。
トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…
こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。
➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。
VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス
VWオーナーさんはVolkswagen専門店や輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!
コメント