この記事で解説している症状
直進中に車が左右に流れる
ハンドルが重い/急に軽く感じる
路面の凹凸でステアリングが不安定
発進直後から違和感が出る…など
特徴:ふらつきと同時に、ハンドルの重さ・軽さが不自然に変わる。
ふらつき系故障の症状と原因(クリックで個別記事一覧表示)
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下の質問に沿って行き先をタップしてください。
Q1:症状が出やすいのはどっち?
アクセル操作で出る
→加速しない・もたつく
一定速度で出る
震える/ブルブルする→ 高速域で振動する
フワフワ・横揺れ→ ふらつく・ふわふわする
左右に取られる→ まっすぐ走らない
Q2:違和感の“中心”はどこ?
ハンドル中心
取られる→ まっすぐ走らない
震える→ 高速域で振動する
車体全体
フワフワ・横揺れ→ ふらつく・ふわふわする
ブルブル・ゴー音も→ 高速域で振動する
✔ 当てはまるものをチェックしながら進んでください。
チェックが付いた項目が、原因特定の近道になります。
✔ チェックが2つ以上付いた場合、
原因が複数重なっている可能性が高くなります。
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まずは安全な場所で停車し、点検推奨
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走行中に車が“フラッ”と揺れるのと同時に、ハンドルが「重い」「軽すぎる」と感じる――。
VW車でよく相談される症状で、ステアリング系・足回り・タイヤのどこかに異常が出ているサインです。
とくに電動パワステ(EPS)搭載車では、故障やセンサー誤作動で“急に重くなる”ケースもあります。
この記事では、「ふらつき+操舵感の異常」がセットで出た時に疑うポイントを、危険度と構造別にわかりやすく解説します。
よくある症状
直進中に車が左右へ“流れる”感覚がある
まっすぐ走っているつもりでも、
車がじわっと左右どちらかへ流れていくように感じます。
- 車線の中央を維持しにくい
- 修正舵が増える
- ハンドルから意識が離れない
直進中の方向安定性が低いと感じやすい症状です。
ふらつきと同時にハンドルが重い/軽いと感じる
走行中、
ハンドルの重さがいつもと違うと感じることがあります。
- 急に重くなったように感じる
- 逆に軽すぎて頼りない
- 日や状況によって感触が変わる
ふらつきと操作感の違和感が
同時に出るのが特徴です。
カーブでハンドルの反応が鈍く感じる
ステアリングを切っても、
車の向きがワンテンポ遅れて変わるように感じます。
- 思ったより曲がらない
- もう一段切り足したくなる
- カーブ中に修正が増える
操作と反応のズレとして、
体感しやすい症状です。
路面の凹凸でステアリングが不安定になる
段差や舗装の荒れた路面で、
ハンドルの手応えが安定せず、
取られるような感覚が出ます。
- ハンドルが左右に動く
- 手元が落ち着かない
- 路面の影響を強く感じる
足元からの情報が
ダイレクトに伝わりすぎる印象を受けることがあります。
発進直後に違和感が出やすい
走り出した直後から、
ハンドル操作に違和感を覚えるケースです。
- 発進してすぐ重さが気になる
- 少し走るまで落ち着かない
- 最初だけ操作感が変
特定の走行タイミングで
症状が出やすいのが特徴です。
EPS警告灯が点いた/点滅したことがある
メーター内に
EPS警告灯が一時的に点灯、または点滅した経験がある場合です。
- すぐ消えたので気にしていない
- 常時点灯ではない
- 走行はできている
警告が出た記憶と
現在の違和感が結びつきやすいポイントです。
原因は大きく4つ(構造別)
- 電動パワステ(EPS)の異常・負荷増大
- ステアリングジョイントの固着・ガタ
- アライメントのズレ(トー角の狂い)
- タイヤ・足回りの不良(偏摩耗・ブッシュ劣化)
原因①:電動パワステ(EPS)の異常


どんな時に起きる?
- 走行中に急にハンドルが重くなる
- 低速で異常に軽い(アシスト過多)
- フラつきと同時にハンドルが安定しない
- EPS警告灯がつく・消えるを繰り返す
なぜその症状が出る?
EPSはステアリングの“重さ調整”を電気的に行っており、
以下の異常でアシスト力が正しく働かなくなります:
- EPSモーターの不調
- トルクセンサーのズレ
- バッテリー電圧不足
- オルタネーターの発電低下
- コントロールユニットのエラー
→ アシスト不足(重い)
→ アシスト過多(軽すぎる)
どちらでも直進安定性が崩れてふらつきやすいのが特徴です。
放置するとどうなる?
原因②:ステアリングジョイントの固着・ガタ
どんな時に起きる?
- ハンドル操作に“引っかかり”がある
- 段差でふらつく
- 低速で「ギギッ」と音+重い感覚
なぜその症状が出る?
ステアリングコラム下のユニバーサルジョイントが錆びたり固着すると、
- ハンドルが重くなる
- 操作に遅れが出てふらつく
という“セット症状”が出ます。
逆に、摩耗してガタが出ると、
- ハンドルが軽くフワフワ
- 微修正が決まらず直進安定性低下
という“軽い+ふらつく”パターンになります。
放置するとどうなる?
原因③:アライメント不良(とくにトー角の狂い)


どんな時に起きる?
- 直進で左右にフラフラ
- ハンドルが軽い/落ち着かない
- カーブで“外へ膨らむ”感覚
- 最近タイヤ交換・足回り作業を行った
なぜその症状が出る?
トー角が内外どちらかにズレると、ステアリングの中心が決まらず、常に補正が必要な状態になります。
- トーアウト → ハンドルが軽い+不安定
- トーイン過多 → ハンドルが重い+タイヤ摩耗
この状態だと、車が自然に真っすぐ走らず“フラつき”が発生します。
放置するとどうなる?
だから選択肢は3つ
こんなとき、VWオーナーにできる現実的な選択肢は次の3つです。
① まずは診断・見積もり
輸入車に強い整備士が原因を特定し、必要最小限で提案。
② 高額修理の前に査定
整備履歴・社外パーツまでプラス査定の外車専門。
③ 修理費リスク回避の“定額で新車”
車検・税金・メンテ込の月額で故障ストレスから解放。
ワンポイント
「走れるから大丈夫」と思っても、実際はいつ爆発するか分からない爆弾を抱えている状態です。
早めに動くほど、費用もダメージも抑えられます。
原因④:タイヤ・足回りの不良


どんな時に起きる?
- 空気圧不足(片側のみ変化しやすい)
- タイヤが段減りしてハンドルが取られる
- ブッシュ劣化で車が流れる
- 走行中にゴー音やゴロゴロ音
なぜその症状が出る?
以下の要因で、ふらつきと操舵感の異常が同時に出ることがあります:
- 空気圧差 → ハンドル取られ気味
- 偏摩耗 → 高速でステアリングが軽くなる
- ロアアームブッシュ劣化 → 車体が安定しない
- スタビリンクのガタ → カーブで不安定
VWは足回りが繊細なため、タイヤとブッシュ状態の影響を受けやすいのが特徴です。
👉ロアアームブッシュの劣化症状・原因・修理費用まとめ|VWで多い不調を総ざらい
放置するとどうなる?
DIYでできるチェック
危険度と走行可否
| 状態 | 危険度 | 走行可否 |
|---|---|---|
| 軽いアライメントズレ | 中 | 低速なら可 |
| 空気圧不足 | 中 | 最寄りのスタンドまで可 |
| EPS警告灯点灯+重ステ | 高 | 走行不可(レッカー推奨) |
| ジョイントのガタ・固着 | 高 | 走行不可 |
走行トラブルが起きた時、状況によってはレッカー移動が必要になることがあります。
こうしたケースでは、自動車保険のロードサービスや特約でカバーできる場合もあるため、いまの契約内容を軽く見直しておくと安心です。
もし「補償範囲、ちゃんと把握してなかったかも…」という方は、比較サービスを使うと 複数社の補償内容や保険料をまとめてチェックできます。短時間で全体像がつかめるので、修理や点検のタイミングで利用する方も多いようです。
修理費用の目安
| 作業内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| アライメント調整 | 10,000〜20,000円 |
| EPS診断・リセット | 5,000〜15,000円 |
| ステアリングジョイント交換 | 15,000〜35,000円 |
| ブッシュ交換 | 10,000〜25,000円 |
| タイヤ交換 | 40,000〜100,000円(4本) |
👉VW専門店ナイルプラスのメンテナンス・カスタムの費用&作業日数まとめ
▼ナイルプラスのサービス詳細
▼ナイルメカチャンネル参考記事
同時に点検しておきたい部位
👉ロアアームブッシュの劣化症状・原因・修理費用まとめ|VWで多い不調を総ざらい
- ステアリングジョイント
- EPSモーター・センサー
- ロアアームブッシュ
- タイヤ空気圧・偏摩耗
- アライメント
症状ごとに費用感が異なるため、以下のリンクから
それぞれの詳細をご確認ください。
まとめ
「ふらつく+ハンドルが重い(軽い)」のセット症状は、電動パワステの不調、ジョイントの固着・摩耗、アライメントのズレ、タイヤ・足回りの異常が主な原因です。
どれも直進安定性に直結し、悪化すると危険度が高くなります。違和感を感じたら早めの点検が安心です。
症状が似ていても原因は車両ごとに異なります。
同じような異音・不調でも、ターボ・ベルト・センサーなど原因はさまざまです。
不安な場合は無理せず整備工場で点検してもらうのが安心です。
車種別の不具合詳細
不具合の“出方”は似ていても、「どのモデルでどんなトラブルが多いか」は車種ごとに少しずつ違います。
車種別の傾向や、他のオーナーに多い故障事例は、以下のページでまとめています。
Golf シリーズのよくある故障(クリックで個別記事一覧)
その他車種のよくある故障(クリックで個別記事一覧)
よくある質問(FAQ)
Q1:ハンドルが急に重くなった場合、すぐ停車すべきですか?
はい。EPS(電動パワステ)のアシストが落ちている可能性があり、最悪「重ステ」になります。警告灯の有無に関係なく、安全な場所に停車して点検が必要です。
Q2:ふらつきと同時にハンドルが軽くなるのは危険ですか?
危険です。トー角のズレやジョイントのガタがあると、直進が安定せず車が左右に流れます。高速走行では特に危険度が高く、早めのアライメント確認が推奨されます。
Q3:空気圧の差だけでもハンドルが取られたり、ふらついたりしますか?
します。左右で空気圧が違うとステアリングに偏りが出て、片側に流れる・急に軽くなるなどの症状が起きます。まず最初に確認すべきポイントです。
Q4:EPS警告灯がついたり消えたりする場合は何が原因ですか?
トルクセンサーのズレ、EPSモーターの不調、バッテリー電圧不足などが典型です。断続的な警告は誤作動ではなく“予兆”であることが多く、点検が必要です。
Q5:ふらつきがあっても走行を続けて良いケースはありますか?
軽いアライメントズレや空気圧不足であれば、最寄りの整備工場までの走行は可能です。ただし、ハンドルの重さが急変する・ジョイントのガタが疑われる場合は走行不可です。早めの診断がもっとも安全です。







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