フォルクスワーゲンのよくある故障と修理費用まとめ

【車種別】よくある不具合
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「フォルクスワーゲンはよく壊れる」
そう聞いたことがある方もいるかもしれませんが、実際には少し誤解があります。

VW車は電子制御の精度が高く、パーツも精密な分、異常を早く検知する設計がされています。
つまり、故障に「気づきやすい」=「壊れやすい」という印象になりがちなのです。

しかし、

  • 正しいタイミングで点検やメンテナンスを行えば長く乗れる
  • 不具合が出やすい部位を知っておけば、先回りできる

この記事では、そんなVW車によくある故障を「部位ごとに」まとめて
それぞれの症状・原因・修理費用の目安を網羅しています。

各トラブルの詳細記事にもリンクを貼っているので、気になる箇所はすぐにチェック可能です。

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VWの故障は7ジャンルに分類できる

分類主な対象部品
エンジン系オイル漏れ・センサー異常・燃焼不良など
ミッション系DSG・クラッチ・トルコンATの不具合
排気系O2センサー・マフラー・EGR・DPFなど
冷却系サーモスタット・ウォーターポンプ・ラジエーターなど
電装・電子制御系センサー類・警告灯・ナビ・ライト・キーフォブなど
シャシー・足回り・ブレーキ系サスペンション・パワステ・ブレーキ・ベアリングなど
ボディ・快適装備系エアコン・ウィンドウ・ドアロック・ミラーなど

パート別 故障と修理費用の詳細まとめ

1. エンジン系トラブル

【よくある症状】

  • オイル漏れ/白煙
  • エンジンチェックランプ点灯
  • アイドリング不安定

【修理費用目安】
2万〜30万円(部品により大きく変動)

【詳しくはこちら】
エンジン系トラブル|不具合症状と修理費用まとめ

2. ミッション系トラブル(DSG含む)

【よくある症状】

  • シフトショック/加速しない
  • 変速できない/異音がする

【修理費用目安】
10万〜50万円(クラッチ・メカトロ等)

【詳しくはこちら】
ミッション系トラブル|修理費用と対処法まとめ

3. 排気系トラブル

【よくある症状】

  • マフラーからの異音/白煙
  • DPF詰まり/EGR弁不良
  • 燃費の悪化

【修理費用目安】
5万〜25万円

【詳しくはこちら】
排気系トラブル|よくある症状と修理費用まとめ

4. 冷却系トラブル

【よくある症状】

  • オーバーヒート
  • クーラント漏れ/サーモスタット不調
  • 水温異常

【修理費用目安】
3万〜15万円(部品+工賃)

【詳しくはこちら】
冷却系トラブル|症状・原因・修理費用まとめ

5. 電装・電子制御系の不具合

【よくある症状】

  • 警告灯点灯/センサー誤作動
  • キーが効かない/ナビが落ちる
  • アイドリングストップやACCが効かない

【修理費用目安】
1万〜25万円(電装パーツは価格差大)

【詳しくはこちら】
電装・電子制御系の不具合と修理費用まとめ

6. シャシー・足回り・ブレーキ系の不具合

【よくある症状】

  • ハンドルが取られる/異音がする
  • ブレーキの効きが悪い/鳴きがある
  • サスペンションからの突き上げ感

【修理費用目安】
1万〜20万円(パーツごとに差あり)

【詳しくはこちら】
シャシー・足回り・ブレーキ系の不具合と修理費用まとめ

シャシー・足回り・ブレーキ系の不具合と修理費用まとめ

パーツ別 不具合の症状と修理費用まとめ記事に飛べます
サスペンションサスペンションブッシュブレーキパワーステアリング
ホイールアライメントドライブシャフトブーツホイールベアリング

7. ボディ・快適装備系の不具合

【よくある症状】

  • 窓が開かない/ドアロック不良
  • エアコンが効かない/シートヒーター不調
  • サンルーフが動かない

【修理費用目安】
1万〜10万円

【詳しくはこちら】
ボディ・快適装備系の不具合と修理費用まとめ

故障が起きたときの対処法とアドバイス

  • まずは冷静に症状をチェック
     → どのタイミングで、どんな動きがあるか記録すると整備時に役立ちます。
  • 警告灯が出たらすぐに診断を
     → テスター診断で的確な原因がつかめます。
  • 修理費を抑えたいならリビルト部品も検討
     → 状態が良ければ新品よりも安価で実用的です。
  • VW専門店での診断を推奨
     → 一般整備工場では診断が難しいケースもあるため、輸入車に強い店舗を選びましょう。

故障は防げる、知識とメンテナンス次第で

VW車は「ちょっと手がかかるけど、きちんと整備すればとても応えてくれるクルマ」です。
どこが壊れやすいのかを知っておくだけでも、トラブルを未然に防ぎやすくなります。

気になる症状がある方、これから中古車を検討している方も、
まずは各部位の特徴と費用感を把握しておくことが大切です。

それぞれの詳しい記事はこちらからご覧ください。

愛車と長く、安心して付き合っていくために。
知識の積み重ねが、トラブル回避の一番の近道です。

都道府県別 VWの修理・メンテナンスができる整備工場まとめ

北海道青森県岩手県宮城県
秋田県山形県福島県
茨城県栃木県群馬県埼玉県
神奈川県千葉県東京都
新潟県富山県石川県福井県
山梨県長野県岐阜県静岡県
愛知県
三重県滋賀県京都府大阪府
兵庫県奈良県和歌山県
鳥取県島根県岡山県広島県
山口県
徳島県香川県愛媛県高知県
福岡県佐賀県長崎県熊本県
大分県宮崎県鹿児島県沖縄県

Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?

専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。

国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。

➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。

特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。

  • エンジンの配置や補器類の取り回し
  • DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
  • 欧州車特有の足回り設計

これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。

➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。

パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。

  • 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
  • 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい

➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。

トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…

  • DSGクラッチの摩耗
  • タイミングチェーンの伸び
  • ウォーターポンプやサーモスタットの故障

こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。

➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。

VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス

VWオーナーさんはVolkswagen専門店輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!

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