今回は「エンジンスターターの取付」について、詳しくご紹介します。
寒い冬の朝や、暑い夏の日。
「出かける前にクルマのエアコンをつけておけたら楽なのに…」と思ったこと、ありませんか?
そんなときに便利なのがエンジンスターター(リモートスターター)です。
離れた場所からでもエンジンをかけられて、車内を快適な温度にできる便利アイテムなんですよ。
この記事では、以下のようなことを解説します。
VWユーザーとして、ぜひ知っておきたい内容なので、最後まで読んでいってくださいね!
項目 | 費用相場 |
---|---|
エンジンスターター本体 | 15,000~40,000円 |
イモビキャンセラー(必要な場合) | 10,000~20,000円 |
取付工賃 | 20,000~40,000円 |
エンジンスターターとは?
エンジンスターターとは、車のキーを使わずにエンジンを遠隔で始動させる装置のことです。
主にリモコンやスマホアプリを使って操作します。
車に乗る前にエンジンをかけておけば、
なります。朝の通勤時や家族でのドライブ時に、とても便利ですね。
VW車にもエンジンスターターは取り付けできる?
答えはYES(可能)ですが注意点ありです。
VW車は、イモビライザー(盗難防止装置)やCAN通信システムが高度に組まれているため、国産車のように簡単には取り付けできません。
対応方法は2つあります
① 専用CAN対応モデルを使う
海外メーカー製(例:Compustar、Viperなど)の輸入車対応モデルを使えば、VWでも取付可能です。
ただし、日本語対応のサポートが少ないため、輸入車に強い専門店での取付がおすすめです。
② 社外品をVW用にカスタムする
国産車向けのエンジンスターターを、VW車用にカスタム取付する方法もあります。
この場合も、VWの配線に詳しい専門店での施工が必要です。
エンジンスターターを付けるメリット
車内が快適な温度に
エンジンをあらかじめ始動させておくことで、乗る前から車内が快適に。
- 真冬でも凍った窓が溶けてすぐ出発可能!
- 真夏でもジリジリした車内の暑さを回避!
バッテリーやエンジンにやさしい
寒い時期、エンジンを温めておくと始動時の負荷が減り、バッテリー寿命の延命にもつながります。
高級感アップ
VW車は高級感ある内外装が魅力ですが、さらに便利なリモート機能が加わることで、よりスマートなカーライフが実現します。
デメリット・注意点
便利なエンジンスターターですが、いくつかの注意点もあります。
セキュリティ機能と干渉する可能性
VW車のイモビライザーは精密なので、スターターの配線が原因で誤作動を起こす可能性も。プロに任せるのが安心です。
作動中はドアロック解除ができない場合も
一部の車種では、エンジンがかかっている間はリモコンでドアを開けられないことがあります(設定により回避可能)。
車検非対応の可能性あり
一部の製品は車検時に不適合とされるケースもあるため、取付前にショップに確認しましょう。
取付費用と時間の目安
▼ 費用の目安
項目 | 費用相場 |
---|---|
エンジンスターター本体 | 15,000~40,000円 |
イモビキャンセラー(必要な場合) | 10,000~20,000円 |
取付工賃 | 20,000~40,000円 |
👉 トータルで40,000~80,000円前後が目安です。
▼ 作業時間
- 4〜6時間程度(車種による)
- 1日預けになる場合もあるので、事前予約がおすすめ
エンジンスターターの種類と選び方
リモコンタイプ
- 本体に付属するリモコンで操作
- 距離は数百メートルまでOK
- 雪国や寒冷地では安定感があり人気
スマホ連動タイプ
- アプリでエンジン始動&停止
- 通信が必要(SIMやWi-Fi)
- 高機能だが、通信費がかかるものも
VW車との相性重視なら?
「VW車対応」「CANバス適合」などと書かれた製品を選びましょう。
また、ゴルフ7/ゴルフ8/ティグアン/パサートなど、車種ごとの専用品もあります。
VWオーナーの体験談
「ゴルフ7にCompustar製のスターターを付けました。冬でも凍ったガラスを解かしてくれるので助かってます!」
「ショップに任せて1日預けで取り付け。仕上がりもキレイで、快適になりました!」
「スマホ操作ができるタイプにしたので、家からでも出先からでもエンジンONできて超便利です!」
よくある質問(Q&A)
Q. 自分で取り付けできますか?
A. 配線やセキュリティに詳しければ可能ですが、VW車は難易度が高いため、プロの取付を強くおすすめします。
Q. エンジンスターターで走り出せる?
A. 多くの車種では、エンジン始動後に一度キー操作をしないと走行はできません。安全のための仕様です。
Q. バッテリーの負担は?
A. 正しく使えば大きな負担はありません。冬場はバッテリーが弱くなるため、注意して使いましょう。
エンジンスターターで快適なVWライフを!
エンジンスターターは、一度使うと手放せない便利装備です。
とくに寒冷地や小さなお子さんがいる家庭では、あると本当に便利ですよ!
VWをもっと快適に楽しむために、ぜひエンジンスターターの導入を検討してみてくださいね。
電装・電子制御の施工費用と効果まとめ
都道府県別 VWの修理・メンテナンスができる整備工場まとめ
北海道 | 青森県 | 岩手県 | 宮城県 |
秋田県 | 山形県 | 福島県 | |
茨城県 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 |
神奈川県 | 千葉県 | 東京都 | |
新潟県 | 富山県 | 石川県 | 福井県 |
山梨県 | 長野県 | 岐阜県 | 静岡県 |
愛知県 | |||
三重県 | 滋賀県 | 京都府 | 大阪府 |
兵庫県 | 奈良県 | 和歌山県 | |
鳥取県 | 島根県 | 岡山県 | 広島県 |
山口県 | |||
徳島県 | 香川県 | 愛媛県 | 高知県 |
福岡県 | 佐賀県 | 長崎県 | 熊本県 |
大分県 | 宮崎県 | 鹿児島県 | 沖縄県 |
Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?
専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。
国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。
➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。
特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。
- エンジンの配置や補器類の取り回し
- DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
- 欧州車特有の足回り設計
これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。
➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。
パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。
- 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
- 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい
➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。
トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…
こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。
➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。
VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス
VWオーナーさんはVolkswagen専門店や輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!
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