今日は「CPM(シーピーエム)ロアレインフォースメント」というパーツについてお話しします。
「足まわりのリフレッシュはしたけど、なんとなくフワッとする…」
「もっとカッチリとした走りにしたい!」
そんなあなたにぴったりなのが、CPMのロアレインフォースメントの取付です。
この記事では、
など、わかりやすく、やさしい言葉で解説していきます。
項目 | 内容 |
---|---|
本体価格 | 約20,000〜30,000円(車種により変動) |
工賃の目安 | 約5,000〜10,000円 |
作業時間 | 約30分〜1時間 |
施工対応 | VW専門店・輸入車対応の整備工場推奨 |
コストパフォーマンス | 剛性アップ系パーツの中では比較的リーズナブル |
装着メリット | ボディのゆがみ減少/乗り心地・操縦安定性の向上/異音の抑制効果もあり |
CPMってなに?ざっくり説明
「CPM」とは、日本のCPM社が開発したボディ補強パーツのことです。
正式名称は「CPM Lower Reinforcement(ロアレインフォースメント)」。
日本語でいうと「下側の補強パーツ」ですね。
車の下側(フロア)に取り付けることで、ボディのねじれやたわみを減らし、剛性をアップさせます。
しかも、軽量アルミ製で、車両に余計な負担をかけずに装着できるのもポイント。
どこに付けるの?取付位置と仕組み
CPMロアレインフォースメントは、車の下回りの中央部(フロアの真ん中あたり)に取り付けます。
すでにVW純正でも「クロスバー」的な補強が入っていることがありますが、CPMはそれよりも高剛性で、より効果的にボディを引き締めてくれるパーツです。
この補強によって、走行中の「車体のゆがみ」を抑えて、よりスムーズで安定感のある走りを実現できます。
CPMを取り付けると何が変わるの?
では、実際にCPMを取り付けると、どんな変化があるのでしょうか?
ユーザーの声や実走行テストから、主な効果をまとめてみました。
1. ステアリングの反応がシャープに
CPMを取り付けると、ハンドル操作に対する車の反応が良くなります。
今までフワッとした挙動だったものが、キュッと引き締まり、クイックな動きが可能に。
特にワインディングや高速道路では、直進安定性やコーナーの安定感が体感できます。
2. 足回りの動きがスムーズに
サスペンションが本来の動きをしっかり発揮できるようになり、乗り心地が良くなるケースもあります。
「硬くなるのでは?」と思う方も多いですが、実際にはしなやかさが増す方向に変化することが多いです。
3. 異音が減ることもある
ボディが引き締まることで、内装のきしみ音(ギシギシ)などが減ることもあります。
走行中の細かな振動が伝わりにくくなるため、快適性がアップするのです。
デメリットや注意点はある?
CPMは基本的に「いいことずくめ」ですが、一応注意点もチェックしておきましょう。
1. サーキット専用の剛性ではない
CPMは、街乗りや高速巡航の快適性向上を目的に設計されたパーツです。
ガチガチのレーシング補強とは違い、あくまで“しなやかな剛性アップ”です。
サーキットユースでガチな補強を求めるなら、ロールケージなどの本格補強が必要かも。
2. 車種ごとに専用設計
CPMは、各車種に合わせた専用設計になっており、ゴルフ用はゴルフ用、ポロ用はポロ用と分かれています。
間違えて違う車種用を買ってしまうと取り付けできないので注意!
3. 高さがやや下がる(数ミリ)
地上高が少し下がるので、車高を極端に落としている人は干渉に注意です。
ただし、通常のローダウン程度なら問題ありません。
取付方法と工賃は?DIYできる?
取り付けの流れ
- 車をリフトアップ(またはジャッキアップ)
- 既存のボルトを外す
- CPMを所定の位置に合わせて取り付け
- トルクレンチでしっかり締め付けて完了!
ボルトオンなので、難しい加工や配線は不要。
DIYはできる?
工具と知識があれば、DIYでも可能です。
ただし、車の下にもぐっての作業になるため、しっかりとジャッキアップ&ウマで固定する必要があります。
不安な方は、整備工場やショップでの取付がおすすめです。
工賃の目安
- 5,000〜10,000円程度
作業時間は30分〜1時間ほど。
VW専門店であれば手慣れているので、安心して任せられます。
CPMの価格とコスパは?
CPMロアレインフォースメントの価格は、車種によりますが、
- 2万〜3万円台が相場です。
「補強パーツ」としてはお手頃価格なのに、体感効果が大きいのが魅力です。
1万円台の類似パーツもありますが、CPMはアルミ素材の仕上げも美しく、精度も高いため安心感が違います。
VW車におすすめの理由
CPMは特に欧州車との相性が良いとされており、VW車には多くの装着実績があります。
特に効果が感じられやすいのは…
- Golf(ゴルフ)シリーズ
- Polo(ポロ)
- Passat(パサート)
- T-Cross / TiguanなどSUVモデル
DSGの挙動が滑らかになったり、FF車のリア剛性不足が解消されるケースもあります。
「足まわりやタイヤは変えたけど、ボディのバランスがイマイチ…」という方にはドンピシャのパーツです。
CPM取付はコスパ最強の補強チューン!
最後にもう一度ポイントをおさらいしましょう。
「もっと走りが楽しくなるVWにしたい!」と思っている方は、ぜひ一度CPMの取付を検討してみてください。
CPMで、あなたのVWがもっとしなやかに、もっと気持ちよく走るクルマに進化しますよ!
ご希望があれば、車種別の取付レビュー記事や、ビフォーアフターの体感レポートも執筆可能です。お気軽にご相談ください!
電装・電子制御の施工費用と効果まとめ
都道府県別 VWの修理・メンテナンスができる整備工場まとめ
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秋田県 | 山形県 | 福島県 | |
茨城県 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 |
神奈川県 | 千葉県 | 東京都 | |
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Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?
専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。
国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。
➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。
特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。
- エンジンの配置や補器類の取り回し
- DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
- 欧州車特有の足回り設計
これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。
➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。
パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。
- 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
- 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい
➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。
トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…
こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。
➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。
VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス
VWオーナーさんはVolkswagen専門店や輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!
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