カーボンクリーニングとは?VW車に必要な理由と費用と効果を解説!

エンジン・駆動系のメンテ費用と効果
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今回は、愛車のコンディションをグッと上げる「カーボンクリーニング」について、わかりやすく紹介していきます。

「カーボンクリーニングって何をするの?」
「本当にやる意味あるの?」


そんな疑問にしっかり答えていきます!

ぜひ、最後まで読んでくださいね!

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\ 施工費用 さくっと早見表 /
作業内容費用目安
ケミカル洗浄10,000〜20,000円
ウォールナットブラスト40,000〜80,000円
水素エンジンクリーニング15,000〜30,000円

カーボンクリーニングとは?

まず、「カーボン」って何かというと、エンジンの中にたまる燃えカスやススのことです。
エンジンはガソリンや空気を燃やして力を生み出していますが、完全にきれいに燃えるわけではありません。

燃え残りが少しずつエンジン内部にたまっていき、それがカーボンとなります。

カーボンクリーニングとは、エンジン内部にたまったカーボンを取り除いて、エンジン本来の性能を取り戻す作業のことです。

カーボンクリーニングで掃除する場所

  • インテークポート
  • インテークバルブ
  • 燃焼室(シリンダー内部)
  • EGR(排気ガス循環装置)
  • ターボチャージャー周辺

つまり、エンジンにとって重要な部分をピカピカにしてあげるメンテナンスなのです!

なぜVW車にカーボンクリーニングが必要?

特にVW車に多く採用されている直噴エンジン(FSI・TSIエンジン)は、カーボンがたまりやすい構造になっています。

直噴エンジンは、燃料を直接シリンダーに噴射する仕組みなので、インテークポートやバルブをガソリンが通りません。
その結果、オイルミストやブローバイガスがこびりつき、カーボンがどんどんたまるわけです。

カーボンがたまると、こんなトラブルが起こります。

カーボン蓄積による症状

  • アイドリングが不安定になる
  • 加速が鈍くなる
  • エンジンチェックランプが点灯する
  • 燃費が悪化する
  • 振動が増える
  • 最悪、エンジンの不調や故障に…

せっかくのお気に入りのVWが、走りも燃費も悪くなってしまうのは悲しいですよね。
そんなトラブルを防ぐために、カーボンクリーニングがとても重要なんです!

カーボンクリーニングの方法

カーボンクリーニングと一口に言っても、いくつか方法があります。

① ケミカル洗浄(吸気洗浄)

特殊な洗浄液(ケミカル剤)をエンジンの吸気側から吸わせて、内部のカーボンを柔らかくして洗い流す方法です。
比較的手軽にできて、費用も抑えめです。

メリット:作業が早い、費用が安い
デメリット:重度の汚れには効果が薄い場合あり

② ウォールナットブラスト(物理洗浄)

前回の記事でも紹介した通り、クルミの粒を使って直接インテークポートをブラスト(吹き付け)してカーボンを吹き飛ばします。
がっつりたまったカーボンにも効果バツグン!

メリット:重度の汚れもしっかり除去できる
デメリット:工賃が高め、作業に時間がかかる

③ 水素エンジンクリーニング(HHO洗浄)

最近話題の方法で、水素と酸素を燃焼室に取り込んで、カーボンを自然に燃やしてしまう方法です。
エンジンを分解せずにできるので手軽ですが、インテーク側のカーボンにはあまり効果がない場合もあります。

メリット:エンジンを開けずにできる、短時間で完了
デメリット:部分的な汚れしか取れないこともある

VW車では、ケミカル洗浄とウォールナットブラストを組み合わせる方法が特に人気です!

カーボンクリーニングの費用目安

気になる費用感をまとめました。

作業内容費用目安
ケミカル洗浄10,000〜20,000円
ウォールナットブラスト40,000〜80,000円
水素エンジンクリーニング15,000〜30,000円

※車種、ショップによって変動します

「ちょっとエンジンが重いな…」と感じたら、まずケミカル洗浄から試してみるのもアリです。
がっつりリフレッシュしたいなら、ウォールナットブラストとのセットがおすすめです!

カーボンクリーニングの効果

実際にカーボンクリーニングをしたVWオーナーからは、こんな声が多く聞かれます。

  • エンジン音が静かになった
  • 加速がスムーズになった
  • 燃費が1〜2km/L良くなった
  • アイドリングが安定した
  • エンジンの振動が減った

「新車に戻ったみたい!」
「低速トルクが復活して、街乗りが楽になった!」
など、満足度の高い感想が多いです。

特に走行距離が5万km以上のVW車では、効果を実感しやすいですよ!

どのタイミングでやるべき?

カーボンクリーニングは、次のタイミングで検討するのがおすすめです。

  • 走行距離5万km〜7万kmあたり
  • 燃費が悪くなったと感じたとき
  • 加速がもたつくと感じたとき
  • エンジン警告灯が点いたとき
  • 車検や12カ月点検のタイミングで提案されたとき

もちろん、「調子が悪くなってから」ではなく、予防整備として早めにやるのが理想的です!

カーボンクリーニング後の注意点

クリーニングをしたあとは、エンジンが軽く回るようになるため、ついつい高回転まで回したくなります(笑)。
でも、最初の100〜200kmくらいは、少しおだやかに走らせることをおすすめします。

また、せっかくきれいにしたあとは、

  • 良質なガソリン(ハイオク)を入れる
  • 定期的にオイル交換をする
  • エンジンに負担をかけすぎない

こんな心がけをすると、エンジンの調子を長持ちさせることができます!

まとめ

カーボンクリーニングは、VW車を長く快適に乗るためにとても効果的なメンテナンスです。

  • 直噴エンジン(FSI・TSI)には特におすすめ
  • エンジンの不調や燃費悪化を防げる
  • 5万kmを超えたら一度検討してみよう
  • ケミカル洗浄やウォールナットブラストなど方法はいろいろ
  • 信頼できるVW専門ショップで作業してもらうと安心

愛車の走りを「新車みたいに」取り戻したいなら、ぜひカーボンクリーニングを検討してみてくださいね!

Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?

専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。

国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。

➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。

特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。

  • エンジンの配置や補器類の取り回し
  • DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
  • 欧州車特有の足回り設計

これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。

➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。

パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。

  • 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
  • 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい

➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。

トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…

  • DSGクラッチの摩耗
  • タイミングチェーンの伸び
  • ウォーターポンプやサーモスタットの故障

こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。

➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。

VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス

VWオーナーさんはVolkswagen専門店輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!

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都道府県別 VWの修理・メンテナンスができる整備工場まとめ

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