今回は「USB電源ポートの増設」について詳しくご紹介します。
最近のカーライフでは、スマートフォンの充電、ドライブレコーダー、ポータブルナビなど、電源を使う機器が増えてきていますよね。
「純正のUSBポートだけでは足りない」「後部座席にも電源が欲しい」…そう感じたこと、ありませんか?
そんなときに便利なのが、USB電源ポートの増設です。
この記事では、VW車にUSBポートを増やす方法や注意点、費用や作業例などを、詳しく解説します!
内容 | 費用 |
---|---|
USBポート本体 | 1,500~5,000円 |
電源取出しパーツ | 1,000~3,000円 |
工賃(配線+取付) | 8,000~15,000円 |
なぜUSB電源ポートを増設するの?
まずは、「なぜ増設が必要なのか?」を整理してみましょう。
スマホやタブレットの充電用
純正のUSBポートは1つだけ、または後席にはなし…という車種も多いです。家族や友人とのドライブ時には、複数の充電ポートがあると便利ですね。
ドライブレコーダー・レーダー探知機・空気清浄機など
最近の車載アイテムはUSB給電タイプが増えています。
アクセサリーソケット(シガーソケット)を増設してもいいですが、USBの方が見た目もスマートです。
電源の取り回しをキレイに
後付け機器の配線をスマートにまとめるには、電源の取り出し位置も工夫が必要。増設USBがあれば、配線がスッキリします。
増設方法の種類と選び方
VW車にUSB電源ポートを増やす方法は、大きく分けて3つあります。
① シガーソケットからUSB変換(最も手軽)
- 既存のシガーソケットにUSBアダプターを差し込むだけ
- DIYでもすぐにできる
- 2口・3口など製品のバリエーションも豊富
メリット:工具不要・安価(1,000円前後〜)
デメリット:見た目が少し雑、常に飛び出す感じになる
② パネルに埋め込み型USBを取付(スッキリ仕上げ)
- ダッシュボードやコンソールに埋め込み式のUSBポートを増設
- 電源はアクセサリー電源やヒューズボックスから分岐
- スマートな仕上がりで純正風に見えるのが魅力
メリット:スッキリ見える・操作性アップ
デメリット:内装加工が必要(穴あけなど)、DIY難易度が高め
③ 後部座席用などに延長USBポートを設置
- 運転席下やコンソール裏などから後部座席まで延長
- 家族・同乗者がスマホを充電しやすくなる
- 複数ポート型や急速充電対応型もあり
メリット:家族みんなが快適に使える
デメリット:車種によっては配線が少し大変
VW車での増設事例
実際に多くのVWオーナーがUSB電源ポートを増設しています。よくある施工例を紹介します。
◎ ゴルフ7/ゴルフ8
- センターコンソールのドリンクホルダー付近に埋め込みポート
- 純正シガーソケットから電源を取り、スッキリ配線
- 【費用】DIY:約3,000円~ / 専門店取付:約10,000円~
◎ ティグアン/トゥーラン
- 後部座席のセンター吹き出し口下に2ポート増設
- ファミリー向けに人気のカスタム
- 【費用】パーツ+工賃で約12,000~20,000円
◎ ポロ/up!
- 小型車でもグローブボックスやAピラー付近に増設する例あり
- スマホホルダーとの併用で使いやすさアップ!
取付方法(DIY派向け)
ここでは、DIYでパネル埋め込み型USBを増設する方法を、簡単に説明します。
▼ 用意するもの
- 埋め込み式USBポート(12V入力対応)
- 配線用ギボシ端子、エレクトロタップなど
- 電源取り出しキット or ヒューズボックス用電源コード
- 電工ペンチ、ドライバー、内張りはがし
▼ ざっくり手順
- 取付位置を決める(パネル加工)
- センターコンソールや小物入れの側面などが人気
- 電源を確保
- アクセサリー電源(キーONで通電)を使用
- ヒューズボックスから分岐するのが一般的
- 配線を通して固定
- USBケーブルを配線し、パネルにしっかり固定
- 電源をつないで通電チェック!
【注意】
内装加工には慎重さが必要です。不安があれば、専門店に相談しましょう!
プロに依頼した場合の費用相場
内容 | 費用 |
---|---|
USBポート本体 | 1,500~5,000円 |
電源取出しパーツ | 1,000~3,000円 |
工賃(配線+取付) | 8,000~15,000円 |
➡ 合計:約10,000~20,000円前後が相場です。
プロに依頼すれば、見た目もきれいで安全性も高く、仕上がりも安心です。
車検への影響や注意点
基本的にUSBポートの増設は車検に問題ありません。
ただし、以下には注意しましょう。
心配な場合は、ショップで相談→見積もり→施工という流れが確実です!
USB電源ポート増設でVWライフがもっと快適に!
VW車をより便利に使うために、USBポートの増設はとてもおすすめです!
ちょっとしたカスタムですが、普段の快適さが大きく変わるポイントです。
ぜひ愛車の使い勝手をグレードアップして、VWライフをもっと楽しんでくださいね!
電装・電子制御の施工費用と効果まとめ
都道府県別 VWの修理・メンテナンスができる整備工場まとめ
北海道 | 青森県 | 岩手県 | 宮城県 |
秋田県 | 山形県 | 福島県 | |
茨城県 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 |
神奈川県 | 千葉県 | 東京都 | |
新潟県 | 富山県 | 石川県 | 福井県 |
山梨県 | 長野県 | 岐阜県 | 静岡県 |
愛知県 | |||
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兵庫県 | 奈良県 | 和歌山県 | |
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山口県 | |||
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Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?
専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。
国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。
➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。
特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。
- エンジンの配置や補器類の取り回し
- DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
- 欧州車特有の足回り設計
これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。
➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。
パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。
- 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
- 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい
➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。
トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…
こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。
➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。
VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス
VWオーナーさんはVolkswagen専門店や輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!
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