Volkswagen Arteon(フォルクスワーゲン・アルテオン)は、フォルクスワーゲンの上級グランドツアラーとして登場した4ドアクーペスタイルのフラッグシップモデル。
スタイリッシュなデザインと広い室内空間、先進安全装備、力強いターボエンジンを兼ね備え、見た目も中身も上質に仕上がった1台です。
今回は、中古のアルテオンを購入し、5年間乗った場合にかかる現実的な維持費をシミュレーションします。
アルテオンの基本スペック
- 日本導入:2017年〜(初代・現行)
- ボディタイプ:5ドアファストバック(ハッチバック型セダン)
- エンジン:2.0L TSIターボ(280PS前後)
- 駆動方式:4WD(4MOTION)
- トランスミッション:7速DSG
- 特徴:大型フロントグリル、上質な内装、デジタルコクピット、安全支援装備が充実(ACC、レーンアシスト等)
クーペのように美しく、セダンのように実用的。輸入車の中でも「見た目重視+ロングドライブも快適」というニーズに応える希少な存在です。
中古価格の相場(2025年時点)
- 相場:240万〜380万円前後
- 走行距離:3万〜8万km
ここでは、2020年式・走行距離5万km・車両価格300万円のアルテオン(2.0 TSI 4MOTION R-Line Advance)を購入した想定で、5年間の維持費を算出します。
維持費シミュレーション(5年間)
自動車税
2.0Lエンジン搭載のため、年間39,500円
39,500円 × 5年 = 197,500円
任意保険
上級グレード・スポーティモデルのため保険料はやや高め
30代・ゴールド免許・車両保険なしで、年間約65,000円
65,000円 × 5年 = 325,000円
車検費用
輸入車・4WD・電装装備多めという条件で、1回あたり約130,000円
130,000円 × 2回 = 260,000円
消耗品・定期整備費用
オイル交換(年2回)、DSGオイル、ブレーキ、タイヤローテ、バッテリーなど
年間平均30,000円 × 5年 = 150,000円
タイヤ交換
純正サイズは19インチ(245/40R19)や20インチ
スポーツタイヤ4本交換で1回あたり約120,000円
5年に1回交換想定:120,000円
故障・修理対応費用
DSGメカトロ、電装トラブル、センサー故障などを想定
5年間で1回、約150,000円の修理を見積もり
ガソリン代(参考)
実燃費:10〜12km/L(ハイオク)
170円/L・年間1万km走行で年間約170,000円
5年間で:850,000円
※今回は維持費中心のため、ガソリン代は参考扱いです
維持費合計(ガソリン代除く)
合計:1,202,500円
ガソリン代(約850,000円)を含めた場合、5年間の総維持コストは約205万円前後となります。
まとめ

アルテオンは、「輸入車らしさ」「高級感」「実用性」をバランスよく持ったモデルです。
高性能な2.0Lターボと4WDによる滑らかな走行性能、余裕ある後席やラゲッジ、そして美しいスタイリング。
すべてにおいて“ちょっと上のクルマ”を求める人にぴったりの1台です。
一方で、維持費は国産セダンより確実に高め。年間平均20万円前後の出費を想定しつつ、整備や部品交換をきちんと行う必要があります。
特にDSGや電装関係の不具合が出た場合の修理費は大きいため、保証付きの中古車や正規ディーラー系の整備履歴つき車両を選ぶのがおすすめです。
「目立ちすぎず、でも上質で美しく、しっかり走る」
アルテオンはそんな理想を叶えてくれるフォルクスワーゲンの逸品。日常も長距離も、優雅で快適なドライブを楽しみたい人にこそふさわしいモデルです。
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