今回ご紹介するのは「ステンレスメッシュブレーキホース」についてです。
そんな方におすすめしたいのが、ブレーキホースのアップグレードです。
とくに、「ステンレスメッシュタイプ」は、見た目も性能も両方アップできる、人気の定番チューニングアイテム。
今回はその仕組みや効果、交換のタイミング、気になる費用など、詳しく解説していきます!
内容 | 費用目安 |
---|---|
ステンレスメッシュホース(前後セット) | 約15,000〜30,000円 |
工賃(ブレーキフルード交換込み) | 約10,000〜20,000円 |
合計 | 25,000〜50,000円程度 |
ステンレスメッシュブレーキホースとは?
標準ブレーキホースとの違い
まず、VWをはじめとする市販車の多くには、ゴム製のブレーキホースが使われています。
これは柔らかくて扱いやすい素材ですが、高温になると膨張してしまう性質があります。
これが原因で、ブレーキペダルの踏み応えが“フワッ”と感じることがあるんです。
一方、「ステンレスメッシュホース」は、
中にテフロン(フッ素樹脂)製のチューブ、外側にステンレスの編み込み(メッシュ)がある構造。
この構造によって、
といった特徴があります。
ステンレスメッシュホースに交換すると何が変わる?
ブレーキフィーリングがシャープに!
ブレーキホースを変えると、ブレーキペダルの感触(フィーリング)がガラッと変わります。
とくに「踏んだ分だけ効く」感じになるのがステンメッシュの特徴。
「なんとなく効いてる」ブレーキから、
「しっかり反応する」ブレーキに変わることで、安心感と運転の楽しさがアップします。
高速走行やワインディングでも安定した制動力
ブレーキは高温になると性能が落ちます。
そのとき、ゴムホースだと膨張してしまい、ペダルのタッチがどんどん曖昧に。
でも、ステンレスメッシュなら熱に強い&膨張しにくいため、安定した制動力をキープ。
ワインディングや長い下り坂、高速道路などでも安心です。
ブレーキの“レスポンス”が良くなる
ペダルを踏んでからのブレーキの効きが速くなる=レスポンス向上も大きなメリット。
とくにVWのスポーツモデル(GTI、Rなど)は、走行性能が高いぶん、ブレーキのレスポンスも重要なポイントになります。
VW車にステンメッシュホースを入れる意味はある?
答えはもちろん「YES!」
VWはもともとブレーキ性能がしっかりした車ですが、
純正の乗り心地を残したまま、踏み心地をもう少しスポーティにしたい人にはピッタリのチューニングです。
とくにこんな人にはおすすめです
対応車種と製品ブランドの一例
VWで人気の車種
ステンレスメッシュホースで有名なブランド
- Goodridge(グッドリッジ)
→F1やWRCなどのレースでも使われている有名メーカー - APP(エーピーピー)
→日本製で高品質。VW用にも対応多数 - Project μ(プロジェクトミュー)
→スポーツブレーキパーツで有名。街乗りにもOK
交換にかかる費用の目安
内容 | 費用目安 |
---|---|
ステンレスメッシュホース(前後セット) | 約15,000〜30,000円 |
工賃(ブレーキフルード交換込み) | 約10,000〜20,000円 |
合計 | 25,000〜50,000円程度 |
※車種やショップによって異なります。
※交換時にはブレーキフルード(オイル)も必ず交換します。
交換のタイミングと注意点
交換のタイミング
ブレーキホースは消耗品。通常は10万km前後での交換が推奨されます。
また、以下のようなときは早めの交換を考えましょう:
- ホースにヒビやふくらみがある
- ブレーキペダルが以前より柔らかく感じる
- サーキットやワインディングをよく走る
注意点
- 車検対応品か確認すること(JIS規格・保安基準適合)
- 取り付けは必ず専門店で!
→エア抜きや締め付けミスは事故のもとです - メンテナンス性を考えると、錆びにくいコーティング済みのものがおすすめ
実際に変えてみた人の声
「ブレーキの効きが早くなってびっくり。踏んだ瞬間にクッと効く感じが安心感につながってる。」(ゴルフ7 GTIオーナー)
「サスやホイールを変えた後で、なんとなくブレーキが頼りなくて…。ステンメッシュにしてフィーリングがピシッとした!」(ポロAWオーナー)
まとめ:コスパ抜群の安心チューン、それがステンメッシュホース!
ブレーキの踏み心地がカッチリする
高速走行や峠道でも安定感アップ
価格は2〜5万円前後で、性能向上がしっかり体感できる
VWとの相性も良く、安全性・操作性がレベルアップ!
見た目は地味かもしれませんが、「走る」「止まる」の要であるブレーキが、
確実にグレードアップするお得なカスタムがステンレスメッシュブレーキホースです。
「そろそろ愛車をちょっとアップデートしたいな…」と思っている方は、
ぜひ選択肢に入れてみてくださいね!
ブレーキ関連の施工費用と効果まとめ
都道府県別 VWの修理・メンテナンスができる整備工場まとめ
北海道 | 青森県 | 岩手県 | 宮城県 |
秋田県 | 山形県 | 福島県 | |
茨城県 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 |
神奈川県 | 千葉県 | 東京都 | |
新潟県 | 富山県 | 石川県 | 福井県 |
山梨県 | 長野県 | 岐阜県 | 静岡県 |
愛知県 | |||
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鳥取県 | 島根県 | 岡山県 | 広島県 |
山口県 | |||
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福岡県 | 佐賀県 | 長崎県 | 熊本県 |
大分県 | 宮崎県 | 鹿児島県 | 沖縄県 |
Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?
専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。
国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。
➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。
特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。
- エンジンの配置や補器類の取り回し
- DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
- 欧州車特有の足回り設計
これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。
➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。
パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。
- 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
- 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい
➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。
トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…
こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。
➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。
VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス
VWオーナーさんはVolkswagen専門店や輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!
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