今回は「DSGソフトウェアアップデート」について、わかりやすく詳しくご紹介します!
「DSGソフトウェアって何?」
「アップデートすると何が良くなるの?」
「費用や注意点は?」
そんな疑問をスッキリ解決できる記事になっています!
VWをもっと快適に、長く楽しむためにも、ぜひ最後まで読んでくださいね!
作業内容 | 費用目安 |
---|---|
DSGソフトウェアアップデート | 1万〜2万5千円程度 |
まず、DSGソフトウェアとは?
VW車に多く搭載されているDSG(デュアルクラッチトランスミッション)は、
従来のAT(オートマ)とは違い、クラッチ操作をコンピューター制御で自動化している仕組みです。
その制御の中心となっているのが「ソフトウェア」です!
DSGソフトウェアは、
などを、すべてコントロールしています。
つまり、ソフトウェアがクルマの乗り味を決める超重要パーツなんです!
なぜソフトウェアアップデートが必要?
ソフトウェアと聞くと、「そんなに頻繁に変えなくてもいいのでは?」と思うかもしれません。
ですが、クルマもコンピューター制御が進んだ今、ソフトウェアの更新がとても大切になっています。
アップデートが必要な理由
つまり、クルマ全体のパフォーマンス向上に直結しているんです!
特に注意したい年代・モデル
VWでは、
2008年〜2014年ごろに製造されたDSG搭載車
(特に乾式DSGのDQ200系)
で、クラッチ制御に関するリコールやアップデート対象になったケースが多くあります。
対象車に乗っている方は、一度ディーラーに確認するのがオススメですよ!
DSGソフトウェアアップデートで変わること
具体的に、アップデートを行うとどう変わるのでしょうか?
メリットをまとめました!
① 発進時のガクガク感が改善
乾式DSGに多かった、発進時のクラッチジャダー(ガクガク感)が大幅に減ります。
これにより、スムーズな発進ができるようになります!
② シフトショックが減る
シフトアップ・ダウン時のショックが和らぎ、
より自然なフィーリングに変わります。
街乗りのストレスがかなり減るので、毎日の運転が快適になります!
③ 耐久性がアップする
クラッチのつなぎ方を見直すことで、ミッション内部の負担を軽減。
故障リスクの低減にもつながります。
結果として、修理費用のリスクも減らせるので安心ですね!
④ 燃費性能が向上する場合も
制御の最適化によって、無駄なエンジン回転を抑えられるため、
燃費向上効果が期待できることもあります。
DSGソフトウェアアップデートの流れ
「じゃあ、どうやってアップデートするの?」
ここで作業の流れを紹介します!
作業手順
- VW専用テスター(ODISなど)をクルマに接続
- クルマの現在のソフトウェアバージョンを読み取り
- 最新バージョンのプログラムを確認
- 必要に応じてバックアップを作成
- 新しいソフトウェアを書き込み(インストール)
- 初期設定とキャリブレーションを実施
- 試運転して問題がないか確認
基本的には、1〜2時間程度で完了します!
※ただし、混雑状況や車種によって時間は前後しますので、事前予約がオススメです。
アップデートにかかる費用目安
さて、気になる費用面についてもご紹介します!
作業内容 | 費用目安 |
---|---|
DSGソフトウェアアップデート | 1万〜2万5千円程度 |
比較的リーズナブルな価格で、クルマのフィーリングがかなり良くなるので、
コスパ抜群のメンテナンスと言えます!
無償対応の場合もある!
の場合、無償でアップデート対応してもらえることもあります!
まずは一度、VW正規ディーラーに問い合わせてみましょう。
DSGソフトウェアアップデートの注意点
とてもメリットの多いアップデートですが、いくつか注意点もあります。
注意ポイント
特に、ECUチューンなどを行っている場合は、事前相談が必須です!
実際にアップデートしたオーナーの声
ここで、実際にDSGソフトウェアアップデートを行ったVWオーナーの口コミを紹介します!
オーナーAさん(ゴルフ6 TSI)
発進時のモタつきがなくなり、街乗りがめちゃくちゃ快適になりました!
費用も1万円ちょっとで、これならもっと早くやっておけばよかったです。
オーナーBさん(パサートCC)
シフトショックが減っただけじゃなく、燃費も0.5km/Lくらい良くなりました。
長距離ドライブが楽になって、家族にも好評です!
オーナーCさん(ゴルフ7 GTI)
最初は違和感ありましたが、1週間くらいでなじみました。
変速タイミングがちょうどよくなって、エンジンの力がスムーズに伝わる感じがします!
やはり、効果を実感している人が多いですね!
まとめ
DSGソフトウェアアップデートは、
など、多くのメリットがある、
VW乗りにはぜひオススメしたいメンテナンスです!
しかも、費用もリーズナブルで、作業時間も短い。
「最近、DSGの動きが気になるな…」という人は、一度アップデートを検討してみてくださいね!
VWライフをより楽しく、快適にするために。
あなたの愛車に、最新のソフトウェアをインストールしてあげましょう!
Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?
専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。
国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。
➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。
特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。
- エンジンの配置や補器類の取り回し
- DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
- 欧州車特有の足回り設計
これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。
➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。
パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。
- 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
- 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい
➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。
トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…
こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。
➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。
VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス
VWオーナーさんはVolkswagen専門店や輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!
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