VW オイルセパレータ交換の費用目安と効果は?

エンジン・駆動系のメンテ費用と効果
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フォルクスワーゲン(VW)の車を長く、大切に乗り続けたいなら、メンテナンスはとても大事ですよね。


その中でも、ちょっと聞き慣れないけど重要なパーツが「オイルセパレータ」です。

この記事では、オイルセパレータの役割や交換が必要になる理由、交換にかかる費用の目安、交換したときの効果などを、できるだけわかりやすく解説していきます。

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内容費用目安
部品代10,000〜30,000円
工賃15,000〜30,000円
合計25,000〜60,000円

オイルセパレータとは?

オイルセパレータとは、エンジン内部のガス(ブローバイガス)からオイル成分を分離して、エンジンに戻すための部品です。

エンジンは燃料と空気を爆発させることでパワーを生み出しますが、その過程で少しだけガスが漏れてしまいます。これがブローバイガスです。

このガスにはオイルミストが含まれているので、そのままエンジンに戻すと汚れの原因になったり、調子が悪くなったりします。

そこで活躍するのがオイルセパレータ。オイルを取り除き、きれいなガスだけをエンジンに戻す役割を持っています。

つまり、オイルセパレータは、エンジンの寿命を延ばすために欠かせない存在なんです。

オイルセパレータが劣化するとどうなる?

オイルセパレータも消耗品なので、長年使用していると劣化してきます。
劣化すると、次のようなトラブルが起きやすくなります。

  • アイドリングが不安定になる
  • エンジンチェックランプが点灯する
  • オイル漏れが起きる
  • エンジン内にオイルが溜まりやすくなる
  • 燃費が悪化する
  • エンジン音が変わる

特に、エンジンチェックランプの点灯やアイドリング不調はわかりやすいサインです。
この状態を放置すると、さらに大きな修理が必要になることも。
そうなる前に、早めに交換するのがオススメです。

VWのオイルセパレータ交換費用の目安は?

気になる交換費用ですが、ざっくりまとめると以下のようなイメージです。

内容費用目安
部品代10,000〜30,000円
工賃15,000〜30,000円
合計25,000〜60,000円

※ディーラー、専門店、工場などによって違いがあります。

費用が変わるポイント

  • 車種やエンジン型式による違い
    (ゴルフ、パサート、ティグアンなどで若干違いあり)
  • 純正部品を使うか、OEM品を使うか
  • 他の部品(例:PCVバルブ)も同時交換するか

ディーラーで純正部品を使って交換すると高めになる傾向ですが、安心感は抜群です。
逆に、専門ショップでOEM部品を使うと、もう少し安く済む場合もあります。

オイルセパレータ交換の効果は?

オイルセパレータを交換すると、こんな効果が期待できます。

  • アイドリングが安定する
  • エンジンの吹け上がりが良くなる
  • 燃費が改善する
  • エンジン内部がきれいに保たれる
  • オイル漏れリスクが減る
  • エンジン寿命が延びる

体感できる変化としては、「なんだかエンジンが軽くなった!」と感じる方が多いです。
また、交換後に燃費が1〜2km/L改善するケースもあります。


車を大事にしているVW乗りにとっては、かなりうれしい変化ですよね。

交換タイミングの目安は?

VWの場合、オイルセパレータの交換時期は明確には決まっていません。
ですが、走行距離7万〜10万kmあたりでトラブルが起きるケースが多いです。

こんなタイミングで点検・交換を検討しましょう。

  • 走行距離が8万kmを超えた
  • エンジンチェックランプが点灯した
  • アイドリング不調を感じる
  • オイル漏れを指摘された

「なんとなく最近エンジンの調子が悪いな」と感じたら、オイルセパレータを疑ってみてもいいかもしれません。

自分で交換するのはアリ?

オイルセパレータは、エンジンヘッド周辺に取り付けられているので、工具があればDIYも可能です。
ただし!

  • エンジン周りの作業に慣れていないと難しい
  • トルク管理が必要(締め付け過ぎもNG)
  • ゴムパッキンの交換もセットで必要

このような注意点があるので、自信がない場合は無理せずプロに任せるのが安心です。
失敗するとオイル漏れが起きて、逆に高い修理代がかかることもあります。

まとめ

オイルセパレータは目立たないパーツですが、エンジンの健康を守る大事な役割を持っています。
交換費用は25,000〜60,000円ほど。
少しコストはかかりますが、早めに交換することでエンジンを長持ちさせることができます。

特にVWのような精密なエンジンを持つ車は、メンテナンスを怠ると大きな故障につながりやすいので、愛車を長く元気に乗りたいなら、オイルセパレータにもぜひ注目してみてください!

Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?

専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。

国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。

➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。

特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。

  • エンジンの配置や補器類の取り回し
  • DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
  • 欧州車特有の足回り設計

これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。

➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。

パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。

  • 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
  • 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい

➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。

トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…

  • DSGクラッチの摩耗
  • タイミングチェーンの伸び
  • ウォーターポンプやサーモスタットの故障

こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。

➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。

VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス

VWオーナーさんはVolkswagen専門店輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!

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