VWやアウディで採用される7速乾式DSG。
その心臓部「メカトロニクスユニット」は高額修理の代表格ですが、
ナイルプラスとTOYSのリビルト販売プロジェクトにより、
“純正にも劣らない品質を、より現実的なコストで”実現しました。

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車酔いしやすくなった時の車側の原因|ふわふわ感が増える理由

走行不良・加速不良ガイド
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最近「車酔いしやすくなった」「同じ道なのに気持ち悪くなる」と感じていませんか?

これは体質の問題だけでなく、車側のコンディション変化が原因となるケースが多いです。
とくにVW車はサスペンションやタイヤ状態の影響を受けやすく、揺れ方が変わると“ふわふわ感”が強く出て酔いやすくなります。

この記事では、車酔いを招く車側の原因と、揺れが増えるメカニズムをわかりやすく解説します。

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👉走行不良の原因総合まとめ

よくある症状

  • 以前より車酔いしやすくなった
  • 走行中に“ふわふわ”した揺れが増えた
  • カーブで酔いやすくなった
  • 段差の揺れが収まらない
  • 高速で車が浮くような不安感
  • リアシートに乗ると特に酔いやすい

原因は大きく4つ(構造別)

  • サスペンション(ショック)の劣化
  • サスペンションブッシュのへたり
  • タイヤの偏摩耗・空気圧不良
  • アライメント不良(直進安定性低下)

原因①:サスペンション(ショック)劣化

どんな時に起きる?

  • 段差で揺れが“ボヨン”と続く
  • 高速で車が上下にフワつく
  • 後席での揺れが特に大きい

なぜその症状が出る?

ショックアブソーバーは“揺れを止める”装置です。
劣化すると減衰力が低下し――

  • 揺れが1回で止まらず2〜3回続く
  • 上下方向の動きが“ゆっくり大きく”なる
  • 後席での体の揺れが増えて酔いやすくなる

特に後席は揺れがダイレクトに伝わるため、ショック劣化は車酔いの大きな要因になります。

放置するとどうなる?

  • 高速での安定性低下
  • 急ブレーキ時に車体が大きく沈む
  • タイヤの偏摩耗が進行

原因②:サスペンションブッシュのへたり

どんな時に起きる?

  • 路面の細かい振動が多くなった
  • カーブで車がゆらゆら揺れる
  • ステアリングの反応が鈍い

なぜその症状が出る?

ブッシュは金属を繋ぐ“ゴムのクッション”です。
劣化すると隙間が生まれ、以下のような症状が出ます:

  • 路面の衝撃がダイレクトに伝わる
  • 車体が不安定になり揺れの質が変わる
  • カーブで車が横に遅れて動く

こうした不規則な揺れは“予測できないふわふわ感”を生み、酔いやすさにつながります。

放置するとどうなる?

  • ブレーキ時の安定性低下
  • さらに揺れが増え、酔いやすさが悪化
  • ブッシュが破れると異音も発生

原因③:タイヤの偏摩耗・空気圧不良

どんな時に起きる?

  • 後席での揺れがいつもより気になる
  • 低速で“ゴトゴト”した振動が増えた
  • 高速でフラつく

なぜその症状が出る?

タイヤの状態は、乗り心地と揺れの発生に直結します。

  • 空気圧不足 → たわみ増加 → ふらつき
  • 空気圧高すぎ → 跳ねやすい(突き上げが強い)
  • 段減り → 車体の揺れにリズムが生まれ酔いやすい

タイヤの揺れ方が変わると、頭の揺れ方も一定でなくなるため、車酔いが発生しやすくなります。

放置するとどうなる?

  • 直進安定性の悪化
  • さらなる偏摩耗
  • 雨の日に滑りやすくなる

原因④:アライメント不良(直進安定性の低下)

どんな時に起きる?

  • 直進中に常にハンドル修正が必要
  • 高速で車がふらつく
  • 車線変更で大きく揺れる

なぜその症状が出る?

アライメントがズレると、車が自然に真っすぐ走らなくなり、常に左右へ細かく動きます。

すると…

  • “細かい蛇行運動”が生まれる
  • 車体が左右に揺れやすくなる
  • 後席では横揺れが増えて車酔いを誘発

特にトー角のズレは、わずかな狂いでも“揺れの質”を大きく変えます。

放置するとどうなる?

  • タイヤの偏摩耗
  • 高速でのふらつき増大
  • カーブでの不安定さが増える

だから選択肢は3つ

こんなとき、VWオーナーにできる現実的な選択肢は次の3つです。

① まずは診断・見積もり
輸入車に強い整備士が原因を特定し、必要最小限で提案。

② 高額修理の前に査定
整備履歴・社外パーツまでプラス査定の外車専門。

③ 修理費リスク回避の“定額で新車”
車検・税金・メンテ込の月額で故障ストレスから解放。

ワンポイント

「走れるから大丈夫」と思っても、実際はいつ爆発するか分からない爆弾を抱えている状態です。
早めに動くほど、費用もダメージも抑えられます。

DIYでできるチェック

  • タイヤ空気圧(前後・左右差に注意)
  • タイヤの偏摩耗(段減り・片減り)
  • 車体を手で揺らして、揺れの収まり具合を確認
  • ブッシュのひび割れ・変形の目視
  • 直進時にハンドルがまっすぐか
  • 荷物の積みすぎがないか

危険度と走行可否

状態危険度走行可否
空気圧の軽度不足低速で最寄りのスタンドまで可
ショック劣化(軽度)低速なら可
ブッシュ破れ・大きなガタ走行不可(危険)
大きな偏摩耗早急に交換推奨

修理費用の目安

作業内容費用の目安
ショックアブソーバー交換20,000〜40,000円(前後で変動)
サスペンションブッシュ交換15,000〜35,000円
アライメント調整10,000〜20,000円
タイヤ交換40,000〜100,000円(4本)
診断料5,000〜10,000円

👉VW専門店ナイルプラスのメンテナンス・カスタムの費用&作業日数まとめ

同時に点検しておきたい部位

  • サスペンション(前後)
  • スタビライザーリンク
  • タイヤ偏摩耗
  • ロアアームブッシュ
  • アライメント

▼足回り修理・メンテナンスについての個別ページ一覧▼

まとめ

車酔いしやすくなった原因は、ショック劣化・ブッシュのへたり・タイヤ状態の悪化・アライメント不良など、車側の変化で揺れ方が変わることが大きな要因です。揺れが増えると酔いやすさも増すため、違和感を感じたら早めの点検が安心です。

症状が似ていても原因は車両ごとに異なります。
同じような異音・不調でも、ターボ・ベルト・センサーなど原因はさまざまです。
不安な場合は無理せず整備工場で点検してもらうのが安心です。

車種別の不具合詳細

不具合の“出方”は似ていても、「どのモデルでどんなトラブルが多いか」は車種ごとに少しずつ違います。
車種別の傾向や、他のオーナーに多い故障事例は、以下のページでまとめています。

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