デフオイル交換|VWオーナーが知っておきたい基礎知識と交換タイミング

エンジン・駆動系のメンテ費用と効果
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愛車の走りをいつまでも快適に保つために、定期的なメンテナンスは欠かせませんよね。
今回は、ちょっと見落としがちな「デフオイル交換」について、やさしい言葉で詳しく解説していきます。

「デフオイルって何?」
「交換って必要なの?」

と思っている方も、この記事を読めばバッチリわかります!
それでは、さっそく見ていきましょう。

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内容費用目安
デフオイル代3,000〜6,000円(1リットルあたり)
工賃5,000〜10,000円
合計8,000〜16,000円

デフオイルって何のためにあるの?

まず、「デフ」について簡単に説明します。
デフ(ディファレンシャル)は、カーブを曲がるときに左右のタイヤに違う回転数を与えて、スムーズに曲がれるようにしてくれる大事な装置です。

例えば、右に曲がるとき、右のタイヤと左のタイヤでは回るスピードが違いますよね?
その回転差をうまく調整してくれるのがデフです。

これがないと、タイヤがギクシャクして、うまく曲がれません。

そんなデフの中では、たくさんのギアが高速で回っています。
このギアたちをスムーズに動かすために必要なのが、「デフオイル」なんです。

デフオイルには、次のような役割があります。

  • ギア同士の摩耗を防ぐ
  • 熱を逃がす
  • サビを防止する

つまり、デフオイルがしっかり機能していることで、デフは正しく働き、車の走りもスムーズになるんです。

デフオイル交換はなぜ必要?

デフオイルも時間が経つと劣化します。
劣化すると、オイルの潤滑性能が落ち、ギアがうまく動かなくなったり、最悪の場合ギアが壊れてしまうこともあります。

こんなトラブルが起こる前に、デフオイルは定期的に交換する必要があるんです。

劣化したデフオイルの影響

  • デフから異音(ゴロゴロ、ウィーン音)がする
  • 曲がるときに違和感を感じる
  • 燃費が悪くなる
  • 最悪、デフ本体が故障して高額修理に…

こうなってからでは遅いので、予防整備として早めに交換しておくことが大切です。

デフオイル交換のタイミングは?

VWの場合、車種や年式にもよりますが、一般的な目安はこうです。

  • 走行距離3万km〜5万kmごと
  • 5年に1回程度

メーカーによっては「メンテナンスフリー」としていることもありますが、実際には劣化するので、定期的に交換した方が安心です。

特に、こんな方は早めの交換をオススメします。

  • サーキット走行やスポーツ走行をする
  • 荷物をたくさん積んで走る
  • 山道や悪路をよく走る

デフに負担がかかる走り方をしていると、オイルの劣化も早くなります。

VWのデフオイル交換にかかる費用目安

さて、気になる交換費用ですが、ざっくりまとめると次の通りです。

内容費用目安
デフオイル代3,000〜6,000円(1リットルあたり)
工賃5,000〜10,000円
合計8,000〜16,000円

※オイル量や車種によって前後します。

デフオイルはそこまで高いものではありませんが、しっかりとした作業が求められるので、専門知識がある工場やディーラーに依頼するのが安心です。

デフオイル交換の作業内容

デフオイル交換は、こんな流れで行われます。

  • 車をリフトアップする
  • デフオイルのドレンボルト(排出口)を開け、古いオイルを抜く
  • 新しいオイルを注入する
  • オイル量をチェックし、適正量を確認する

VW車の場合、専用の工具やオイルポンプが必要になることもあります。
DIYも可能ですが、ちょっとハードルが高い作業なので、無理せずプロにお願いするのが無難です。

どんなオイルを選べばいいの?

デフオイルは、車種ごとに推奨される規格があります。
VW車なら、「VW純正のデフオイル」か、「VW規格に適合したオイル」を選ぶのが基本です。

例えば、

  • 75W-90
  • GL-4もしくはGL-5規格

こういった表記を参考に選びます。
わからないときは、ディーラーや専門店に相談すれば間違いありません。

また、LSD(リミテッドスリップデフ)付きの車両は、専用のオイルが必要になることもあるので注意が必要です!

デフオイル交換で感じる変化は?

交換直後にこんな変化を感じる方が多いです。

  • 走行中の音が静かになる
  • 曲がるときのフィーリングがなめらかになる
  • 燃費が少し良くなる
  • 加速がスムーズになる

普段から愛車をよく知っているVWオーナーなら、きっと違いに気づくはず!
特に、年式が古めの車両や、走行距離が多い車両は効果を実感しやすいです。

まとめ

デフオイル交換は、ついつい後回しにしがちなメンテナンスですが、愛車の走りや寿命に大きく関わる大事な作業です。
費用もそれほど高くないので、定期的に交換することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

  • 走行距離3万〜5万kmを目安に
  • 5年に1回はチェック
  • VW純正オイルまたは適合オイルを選ぶ
  • 専門知識のあるショップに依頼する

これらを意識して、大切なVWライフをもっと楽しく、快適にしていきましょう!

Volkswagenの修理・メンテナンスを普通の車屋さんが受けてくれない理由は?

専用の診断機が必要だから

Volkswagenなどの輸入車は、OBD(車載診断機)につないでコンピューターの状態をチェックするんですが、これが専用の診断機(VCDSやODISなど)じゃないとしっかり見られないんです。

国産車用の汎用診断機では対応できない項目も多く、「とりあえずチェックランプ消す」くらいはできても、根本的なトラブルの原因追及が難しい…。

➡ 普通の車屋さんでは診断機の導入コストが高い(数十万~百万円超え!)ので、VWを扱っていないお店も多いです。

特殊な整備ノウハウが必要だから

Volkswagenは設計が国産車とちょっと違います。

  • エンジンの配置や補器類の取り回し
  • DSG(デュアルクラッチトランスミッション)
  • 欧州車特有の足回り設計

これらが、国産車の整備感覚と違う部分が多いんですよね。
たとえば、VW特有のDSGミッションのオイル交換とかは、専用の知識と技術がないと逆に壊してしまうリスクも…。

➡ 慣れてない車屋さんだと、手を出すのが怖いというのが正直なところ。

パーツ供給ルートが限られるから

国産車はディーラー系や部品商が豊富にありますが、VWなどの輸入車はパーツ供給ルートが限られることも。

  • 純正部品はディーラー経由じゃないと手に入りにくい
  • 社外部品も、VW専用パーツの取り扱いがある業者でないと難しい

➡ 普通の車屋さんでは部品が取り寄せできない・納期が読めないことが多いんです。

トラブルが起きやすい箇所が独特

VWは例えば…

  • DSGクラッチの摩耗
  • タイミングチェーンの伸び
  • ウォーターポンプやサーモスタットの故障

こういった欧州車特有のウィークポイントがあります。
これは、国産車専門の工場だと「そもそも経験が少なくてわからない」というパターン。

➡ 慣れているVW専門店なら「この型式だとそろそろこの部品が怪しいな」という予測ができるけど、普通の車屋さんだとそこが難しい。

VWは専門店が安心

画像引用元:VW・Audi専門店ナイルプラス

VWオーナーさんはVolkswagen専門店輸入車に強いショップを選ぶのが安心。
整備士さんもVWに慣れているので、トラブルの早期発見や的確な修理が期待できますよ!

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