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VWシャラン最終型における後付け電子装備とコーディング設定 ― 実用性を高める4つの施工事例

Sharan
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フォルクスワーゲン・シャラン(Sharan)は、7人乗りミニバンの中でも堅牢なボディ構造と静粛性を備えた完成度の高いモデルです。

しかし、2022年の最終モデルを含め、純正状態では一部の快適装備や電子制御機能が限定的な仕様となっており、
オーナーの使用環境に合わせた後付けカスタマイズによって、さらに利便性を向上させることが可能です。

本記事では、最終型シャランTDIをベースに、
4項目のコーディング設定(ドアミラー格納/コンフォートウィンカー回数変更/カミングホーム点灯設定/アイドリングストップ後付け化)と、
デジタルミラーおよびリアモニターの後付け施工を例に、
実際の設定内容と施工上のポイントを技術的観点から解説します。

YouTube参考リンク:「VWシャラン最終型/後付け電装&コーディング設定の実例解説」

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シャラン最終型TDIの装備特性と拡張性

シャラン最終型の特徴

シャラン最終型(2022年モデル)は、VWの7人乗りミニバンとしては最後の年式にあたり、静粛性や室内の広さ、TDIエンジンの扱いやすさが魅力です。
家族での長距離移動に向いており、大柄な車体ながら運転のしやすさも確保されています。
一方で、電子装備の一部は現行のVW車に比べると控えめで、後付けによって快適さを高められる余地が残されています。

電子制御の構造と拡張性

シャランには「CAN通信」と呼ばれる車両ネットワークが使われています。
これは、ライト・ドアロック・エンジン制御などの情報を各ユニットでやり取りする仕組みで、後付け装備を導入する上で重要なポイントとなります。

CAN通信を利用した車両は、外部モジュールや専用ツールを用いることで、純正の設定値を調整したり、新しい動作を追加できることが特徴です。
最終型シャランはこの適応性が高く、後付けモニターやデジタルミラーといった電装品を導入しやすい構造になっています。

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純正状態での利便性と制限

純正のシャランは必要な装備が一通りそろっていますが、いくつか物足りない部分が残っています。

たとえば、

  • ドアミラーの自動格納が標準装備ではない
  • コンフォートウィンカーの回数調整ができない
  • カミングホームライトの制御が固定されている
  • アイドリングストップの設定が走行ごとにリセットされる


といった点です。

日常で少し気になるこれらの点は、コーディングによって解消できます。
設定を見直すだけで使い勝手が大きく変わるため、後付けの中でも満足度が高い項目です。

後付け装備との相性

シャランは大型ミニバンで視界確保が大切な車種でもあり、デジタルミラーや後席モニターは特に実用性が高い後付け装備です。
純正配線を傷つけずに増設できるルートが確保されているため、作業も比較的スマートに進められます。
後席モニターについても、ヘッドレスト背面に固定しやすい形状のため、家族での移動が多い家庭に向いています。

コーディング設定による利便性向上

シャラン最終型では、いくつかの設定を変更するだけで、毎日の使い勝手が大きく向上します。
この章では、代表的な4つの設定について、分かりやすくまとめます。

1. キーレス連動ドアミラー格納

どういう機能か

ドアロックと連動して、自動でドアミラーが閉じるように設定する機能です。
純正では手動操作が基本になっており、停車後にミラーが開いたままという場面もあります。

変更内容と条件

コーディングでは、
・ロック時に自動格納
・アンロック時に自動展開
といった動作を追加できます。

シャランではモーター容量も十分あり、機械的な負担は大きくありません。

注意点

冬場の凍結時にモーター保護のため格納が遅れることがあります。
誤作動ではなく、保護制御が働いているため問題ありません。

2. コンフォートウィンカー回数変更

コンフォートウィンカーとは

ウィンカーレバーを軽く「カチッ」と倒すだけで、自動的に3回点滅する仕組みです。
純正の回数(3回)は一般的ですが、追い越しや車線変更が多い地域では「少し短い」と感じる人もいます。

設定値の変更

コーディングでは
2回/3回/4回/5回
といった設定値に変更できます。

多くのオーナーは4回または5回に設定しており、後続車への意思表示がより分かりやすくなります。

安全性への影響

点滅間隔は変わらないため、純正システムの範囲内で安全性は保たれます。
あくまで「回数だけ」を変更するものです。

3. カミングホーム点灯の設定

カミングホームライトとは

夜間に車から降りたとき、一定時間ヘッドライトやポジションランプを自動で点灯して足元を照らす機能です。

設定ポイント

カミングホームには
・明るさセンサー
・ドアロック信号
・点灯時間
が関わっています。

コーディングでは点灯時間を延ばしたり、作動条件を調整できます。

注意点

作動時間を長く設定しすぎると、バッテリー負荷が増えます。
10〜20秒程度が使いやすく、車両にも優しい設定です。

4. アイドリングストップ後付け対応化

どんな機能か

純正では、エンジンを切るたびにアイドリングストップが「ON」に戻ります。
これを「自動でOFFにする」外部モジュールを追加する方法です。

仕組み

エンジン始動後、外付けモジュールがボタンを“自動で押す”のと同じ信号を送り、
約5秒後にアイドリングストップがOFFになります。

利便性と注意点

・毎回ボタンを押す手間がなくなる
・走行状況に関係なく安定してOFFにできる
というメリットがあります。

車検もモジュール方式なら問題ありませんが、配線処理の品質が重要です。

後席モニターの後付け施工

シャランは室内空間が広く、長距離移動のときに後席モニターがあると家族の快適性が大きく変わります。
ここでは、ヘッドレスト背面タイプのモニターを例に、取り付けのポイントを分かりやすくまとめます。

ヘッドレスト背面に取り付ける理由

後席モニターには天井吊り下げ式もありますが、シャランの場合は

  • 天井の補強位置が限定されている
  • エアバッグ展開時の安全性を保つ必要がある

といった理由から、ヘッドレスト背面への設置が最も合理的です。

この方法なら、純正シートの形状を変えずに取り付けられ、視界も確保しやすくなります。

モニターユニット選びの基準

シャランとの相性が良いのは「DVDスロット内蔵タイプ」です。

内蔵DVDのメリット

  • 前席側まで配線を延ばす必要がない
  • 子どもが操作しやすい
  • 走行中の振動でも読み取りが安定しやすい

外部入力タイプもありますが、配線量が多くなるため見た目の処理が難しくなります。

配線を見せないためのルート設計

後付け装備でもっとも大切なのは「配線の存在を感じさせない仕上がり」です。

配線を隠す主な流れ

  • ヘッドレスト裏からシート内部へ落とし込む
  • シートの骨格に沿わせて、下側まで通す
  • 中央コンソール内部へ引き込み、車両ハーネスと同じルートで固定する
  • 既存のケーブルと束ねて保護チューブでまとめる

この方法なら、シート周りに余計な隙間や配線の膨らみが出ず、純正のような見た目になります。

電源取り出しのポイント

後席モニターは安定した電源が必要です。

推奨されるのは「ヒューズボックスからのアクセサリー電源」です。

理由

・エンジンOFFで電源が切れるためバッテリーを守れる
・過電流が発生してもヒューズで守られる
・車両ハーネスに負担をかけない

家庭用延長ケーブルのような“分岐タップ”は使わず、専用の電装部品を使うことで安全性が高まります。

仕上がりの見え方

施工後は、シートに穴を開けたり形を変えたりせず、純正シートのまま自然に収まります。

配線が見えないため、初めて乗った人からは「元から付いていた装備?」と聞かれることもあるほど自然です。

デジタルミラー(ドラレコ一体型)の導入技術

シャランのようなミニバンでは、荷物やチャイルドシートで後方が見えにくい場面が多くあります。
そこで効果的なのが「デジタルミラー」。
前後ドラレコを一体化したモデルなら、視界確保と録画の両方をまとめて改善できます。

純正ミラー交換型を選ぶ理由

デジタルミラーには、純正ミラーの上から挟み込むタイプと、純正そのものを交換するタイプがあります。

シャランに向いているのは「交換型」です。

交換型のメリット

  • ガタつきがなく、映像がブレにくい
  • 視界が広くなる
  • 見た目がすっきりする
  • 純正ミラーと同じ位置に取り付くため、運転姿勢を変えずに使える

車内全体の雰囲気も損なわず、長く使うならこちらが確実です。

前後カメラ映像と実視界の違い

デジタルミラーは後方カメラの映像を表示するため、純正ミラーとは見え方が少し変わります。

主な違い

  • 後ろのヘッドレストや荷物が映り込まない
  • 夜間は人の目よりも明るく映る
  • ワイドレンズで左右の視界が広い

特に夜間の見やすさは大きな利点で、後続車のライトの眩しさも抑えられます。

録画・監視などの追加機能

ドラレコ一体型のため、以下のような付加機能が備わっています。

主な機能

  • 前後同時録画(SDカード保存)
  • 衝撃検知(Gセンサー)
  • 駐車監視モード
  • ナンバー読み取りに適した高解像度レンズ

駐車中の当て逃げ対策にも役立ち、実用面が大幅に向上します。

カメラ配線の取り回しと固定

前後カメラの配線は、Aピラーや天井ライナーを通しながら、純正のハーネスルートと同じ場所を走らせるのが基本です。

配線取り回しのポイント

  • 車両のエアバッグに干渉しない位置を選ぶ
  • 既存のハーネスと束ねて固定する
  • カメラケーブルを折り曲げない
  • ルームランプ周辺からの電源取り出し位置を正しく確保する

これにより、見た目だけでなく安全面も純正同等に仕上がります。

視界改善の実用効果

特にシャランのような3列ミニバンでは、デジタルミラーの恩恵は大きくなります。

期待できる改善

・3列目を使っていても後ろがよく見える
・荷物を積んでも視界がふさがらない
・雨の日でもクリアな映像が得られる

家族で出かける機会が多い方ほど、便利さを実感できます。

純正復帰が可能な点

交換型のユニットでも、作業時に純正ミラーを保管しておけばいつでも戻せます。

車を売る予定がある場合や、車検対応の観点で気になる方も安心できるポイントです。

外観と機能の両立 ― 施工品質の評価視点

後付けの電装品は、便利になる一方で「見た目が変わるのでは?」という不安も付きまといます。
シャランのように内装デザインが整っている車では、施工の仕上がりがとても重要です。
この章では、外観と使いやすさの両方を整えるための、施工品質の見極めポイントを紹介します。

配線を見せない施工が理想

後付け電装の仕上がりを分ける最大のポイントは、配線の処理です。

配線露出ゼロ化の重要性

・視界の邪魔にならない
・インテリアの統一感を損なわない
・振動によるノイズの発生を防ぐ
・長期間にわたってトラブルが起きにくい

特に前後ドラレコやリアモニターなど、配線量が多い装備ほど「隠蔽作業」の技術差が大きく出ます。

純正風に仕上げるためのポイント

後付けでも純正に見える仕上げには、以下の細かな配慮が必要です。

細部の仕上げで差が出る

・内装パネルの浮きやきしみ音が出ないように戻す
・配線を純正ハーネスと同じルートに固定する
・色味や質感の近い部品を選ぶ
・スイッチ類は純正位置に近い場所に設置する

これにより、車内の雰囲気を壊さず、メーカー製品のような自然な装着感を得られます。

後付けでも純正以上の使いやすさを

施工が良いと、後付けでありながら純正装備以上に使いやすくなることがあります。

快適性が向上する例

・コーディングで普段の操作回数が減る
・デジタルミラーで夜間の視界が改善する
・後席モニターで家族の移動が快適になる

とくにシャランは「基礎の良い車」なので、後付け装備の効果が分かりやすく現れます。

施工店を選ぶときのチェックポイント

品質の高い店かどうかは、仕上がりを見なくてもある程度判断できます。

事前に確認したい4点

  • 施工実績(特に同車種や同系統のVW)
  • 配線隠蔽へのこだわり
  • 純正復帰が可能な取り付けをしてくれるか
  • 保証の有無とトラブル対応の方針

これらが明確な店は、施工品質にも期待できます。

機能と外観の両立は技術と丁寧さ

結局のところ、後付け電装の良し悪しは「手間をかけているか」で決まります。

シャランは広い車内サイズのため、施工に時間がかかりますが、そのぶん仕上がりに差がつく車種でもあります。

丁寧に施工された車は、見た目がすっきりし、日常での使い勝手も大きく向上します。

👉VW専門店ナイルプラスのメンテナンス・カスタムの費用&作業日数まとめ

まとめ

ここまで、シャラン最終型に対して行える後付け電装とコーディング設定について、技術的な背景と実際の施工ポイントを見てきました。
純正状態のシャランは完成度が高い一方で、日常で「少し不便だな」と感じる部分も残っています。
これらは、後付け装備とコーディングを適切に組み合わせることで、無理なく解消できます。

コーディングは「車を便利にする調整」

まず、コーディングは改造ではなく、純正システムの中にある設定値を整える作業です。

・ドアミラーの自動格納
・ウィンカー回数の変更
・カミングホーム点灯の調整
・アイドリングストップの扱いやすさ向上

こうした設定は車の機能そのものを変えるのではなく、「使い勝手を整える」目的で行います。
夫婦で使う車だからこそ、小さな設定が毎日の快適さにつながります。

後付け電装は生活に直結する効果が大きい

後席モニターやデジタルミラーのような装備は、実際の移動時間に直接影響します。

・子どもの長距離移動が楽になる
・夜間や雨天でも後方視界が安定する
・荷物を積んでも見やすい

特にシャランは室内が広いため、これらの装備追加による利益がとても大きく、快適性の向上を強く実感できます。

施工品質によって「純正らしさ」が保たれる

後付け装備は「見た目が変わる」ことを心配する人もいますが、配線処理や取付方法が丁寧であれば、違和感なく純正と同じ雰囲気に仕上がります。

・配線が見えない
・操作感が純正と近い
・不要な穴開けをしない

このような施工は車への負担も少なく、後々のメンテナンスや純正復帰もスムーズです。

シャランは「伸びしろの大きい車」

最終型シャランは、電装システム(CAN通信)の構造が安定しており、追加装備や設定変更と相性が良い車種です。

必要な部分に手を入れることで、ファミリーカーとしての実用性をさらに引き上げることができます。

【シャラン】VW専門店が現行シャランにデジタルミラーやリアモニターを取り付けました!

よくある質問(FAQ)

Q1. コーディングは車検に影響しますか?

基本的に、純正システムの設定範囲内で行うコーディングは車検に影響しません。

ただし、アイドリングストップの扱いなど、車種や年式によって判断が分かれる部分もあります。

心配な場合は、変更する項目を事前に確認し、必要に応じて車検時だけ元の設定に戻すことも可能です。

Q2. 後付け装備は故障の原因になりませんか?

適切な電源取り出しと保護(ヒューズ)が行われていれば、故障の原因になるケースは多くありません。

逆に配線の処理が雑だと、振動や接触不良でトラブルにつながることがあります。

「配線を見せない」「純正に近い取り付け」を意識して施工されているかどうかが大切です。

Q3. デジタルミラーは純正より見やすくなりますか?

荷物が多い時や夜間走行では、デジタルミラーのほうが見やすくなることが多いです。

後席ヘッドレストや乗員の影響を受けないため、後方が常にクリアに映ります。

ただし、強い逆光や雨の日はカメラ映像の特性上、見え方が少し変わることがあります。

Q4. 後席モニターはバッテリーに負担はありませんか?

DVD内蔵型の後席モニターは、一般的に大きな電力を必要としません。

エンジンを掛けている状態で使う分には問題なく、
エンジンオフのまま長時間使い続けるとバッテリーが弱る可能性はあります。

電源をACC連動にしておくと安心です。

Q5. コーディングは自分でできますか?

技術的には可能ですが、誤った設定をすると車が正常に動かなくなるリスクがあります。

特にシャランのように制御ユニットが多い車は、専用ツールと知識が必要です。

安心して使いたい場合は、経験のある専門店に依頼するほうが確実です。

Q6. 一度コーディングした内容は元に戻せますか?

はい、ほとんどの項目は簡単に元の設定へ戻せます。

施工前にバックアップを取っておくと、万が一の時も短時間で復元できます。

後付け装備についても、純正配線を切らずに施工していれば、撤去して純正状態に戻すことが可能です。


Q7. どの設定や装備を追加すべきか迷います。

使用環境によって優先順位は変わります。

一般的には、次の順で効果を実感しやすい傾向があります。

  1. ドアミラー格納などの日常操作に関わる設定
  2. デジタルミラーのような視界に関わる装備
  3. 後席モニターなど快適性を高める装備
    家族構成や普段の走行距離に合わせて選ぶと失敗しません。

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不具合の“出方”は似ていても、「どのモデルでどんなトラブルが多いか」は車種ごとに少しずつ違います。
車種別の傾向や、他のオーナーに多い故障事例は、以下のページでまとめています。

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