今回は、VW車に乗っているなら絶対に知っておきたいメンテナンス、「DSGオイル交換」について、やさしく詳しく説明していきます!
「DSGオイルって何?」
「交換しないとどうなるの?」
そんな疑問がスッキリ解消できる記事になっていますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
| 内容 | 費用目安 |
|---|---|
| DSGオイル&フィルター交換(6速DSG) | 40,000〜70,000円 |
| DSGオイル交換(7速DSG、異常時) | 30,000〜50,000円 |
この内容を読む前に、DSGの基礎知識もチェックしておくと理解が深まります。
👉DSGの基礎知識|乾式・湿式の違いとジャダー対策・オイル交換・メカトロ修理まとめ
そもそもDSGとは?

まず、基本からいきましょう!
DSGとは、「Direct Shift Gearbox(ダイレクトシフトギアボックス)」の略。
かんたんに言うと、 自動でクラッチ操作してくれるMT(マニュアルトランスミッション) です。
通常のAT(オートマ)とは違い、2つのクラッチを使ってギアを高速で切り替える仕組み。
そのため、
と、いいことづくめなトランスミッションなんです!
VWでは、
- 6速DSG(湿式)
- 7速DSG(湿式)
- 7速DSG(乾式)
と、いくつか種類がありますが、いずれも走りの楽しさを支える大事なユニットです。
DSGオイルとは?

DSGオイルとは、DSG内部を潤滑・冷却するための専用オイルです。
エンジンオイルと同じように、金属部品の摩擦を減らし、スムーズに動かすために使われています。
DSGオイルが劣化すると…
といったトラブルが起こることも…。
だから、定期的なオイル交換がとても重要なんです!
なぜDSGオイル交換が必要なのか?
DSGオイルは、走行中にかなりの高温・高圧にさらされます。
そのため、時間とともに、
といった状態になってしまいます。
そのまま放置すると、DSGの寿命を縮めてしまうことに…。
高額な修理(場合によっては数十万円!)を避けるためにも、定期的な交換が必要なんです。
DSGオイル交換のタイミングは?

VW公式では、DSGオイル交換の推奨タイミングが設定されています。
- 6速DSG(湿式) → 60,000kmごとに交換推奨
- 7速DSG(乾式) → 基本的に交換不要(異常があれば交換)
ここでポイントなのは、6速DSGは必ず交換が必要ということ!
7速DSGは「基本メンテナンスフリー」とされていますが、実際には長距離走行やスポーツ走行を多用する場合、オイル交換したほうが調子が良いという声も多いです。
DSGオイルの交換時期のサイン
こうした症状が出たら、早めの点検・交換をおすすめします!
DSGオイル交換の流れ
では、DSGオイル交換はどんな作業なのでしょうか?
ざっくり紹介しますね。
- オイルパンを開け、古いオイルを抜く
- フィルターを新品に交換
- 新しい専用DSGオイルを規定量入れる
- 専用テスターを使って油温管理しながら調整
- オイル漏れチェック
特にポイントなのが、油温の管理と専用テスター(VCDSなど)による調整。
これをミスると、正しく動かなくなる可能性があるので、VWに詳しい整備工場に依頼するのが安心です!
DSGオイル交換にかかる費用
気になる費用感はこちら!
| 内容 | 費用目安 |
|---|---|
| DSGオイル&フィルター交換(6速DSG) | 40,000〜70,000円 |
| DSGオイル交換(7速DSG、異常時) | 30,000〜50,000円 |
※車種や工場によって変動します。
高く感じるかもしれませんが、これをサボると数十万円コースの修理になりかねません…。
保険と思ってしっかり交換しておきたいですね!
交換後に感じる効果
DSGオイルを交換すると、オーナーからはこんな感想がよく聞かれます。
「愛車が生まれ変わったみたい!」
そんな感動を味わえるかもしれません!
👉【DSGオイル交換】NEWESTミッションオイル交換施工事例
DIYでできる?プロに任せるべき?
結論から言うと、
DSGオイル交換はプロに任せるべきです!
理由は、
という点。
無理に自己流でやると、逆にトランスミッションを壊してしまうリスクもあるので、VWに強いショップやディーラーで交換してもらうのがおすすめです!
まずは点検してみませんか?
より長くDSGを守るためにできること
オイル交換以外にも、DSGを長持ちさせるために気をつけたいポイントを紹介します!
DSG長持ちのコツ
ちょっとした運転のクセを直すだけで、DSGの負担を大きく減らせますよ!
トランスミッション関連の施工費用と効果まとめ
よくある質問(FAQ)
Q1. DSGオイルはどのくらいの頻度で交換すればいいですか?
A. 6速DSG(湿式)は、6万kmごとの交換が推奨されています。
一方、7速DSG(乾式)は「メンテナンスフリー」とされていますが、実際には走行距離が多い車やスポーツ走行が多い車では、5〜6万kmで交換すると調子が良くなるという声もあります。
オイルの劣化は変速ショックや滑りの原因になるため、早めの交換が安心です。
Q2. 交換しないとどうなりますか?
A. オイルが劣化すると、変速ショック(ガクッという振動)やギア抜け、異音が出るようになります。
そのまま放置すると、内部のメカトロニクスユニットやクラッチが損傷し、修理費が数十万円単位に膨らむことも。
オイル交換は“故障を防ぐ保険”と考えるのがおすすめです。
Q3. 7速DSGは本当にオイル交換不要ですか?
A. メーカーでは「基本的に交換不要」とされていますが、熱や摩耗による劣化は確実に進みます。
実際に専門店では、走行5〜7万kmで交換したらシフトが劇的にスムーズになったという例が多数あります。
“不要”というより、“交換すると明らかに調子が良くなる”と考えておくとよいでしょう。
Q4. DSGオイル交換はDIYできますか?
A. 基本的にはプロに任せるべき作業です。
理由は以下の通りです。
- 専用テスターでの油温管理が必要
- 正確な油量調整が求められる
- ミスをするとトランスミッションを破損するリスクがある
VW専門の整備工場やディーラーで依頼するのが確実です。
Q5. DSGオイル交換後はどんな変化がありますか?
A. 多くのオーナーが、シフトチェンジが滑らかになった、加速がスムーズになった、低速でのギクシャク感が減ったと感じています。
中には「新車のようなフィーリングが戻った」という声も。
交換後は燃費や静粛性が改善するケースもあるため、走りのリフレッシュにも効果的です。



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